今週の一口出走馬

 2頭。2歳新馬1号がデビューです。昨年はハープスターが7月中京で、その前年もヨゾラニネガイヲが七夕デビューするなど、最近は2歳が結構早く動きますが、今年は6月デビュー。レッドジール以来2頭目になるのかな。

 当時は早めデビュー→勝ち上がって暫く休むか、折り返しを使わず秋、というパターン多かったのですが、最近はそのまま夏競馬に言って、更にそのままクラシックに乗っていく馬も多数。早い=早熟は遠い過去の話で、今はもう早ければ早いに越したことないって感じになりました。勿論、早くにデビューして底が割れると悲しさも瞬発系なのですが…w 今の時期はまだ今後の成長も期待できるし、いいですよね。さておきアンヴァルトの方からクラブコメント。

18日は栗東坂路で追い切りました(53秒8−38秒7−25秒1−12秒8)。「先週もお伝えしたように坂路で軽快な動きを見せてくれていますし、馬体からも順調に調整を進められているなと感じますね。去年も新潟から阪神と同じローテーションを組みましたが、ここ最近の雰囲気からももちろんそれ以上の結果を残したいと考えていますし、レース当日までしっかりと体調を整えていきたいですね」(平田師)21日の阪神競馬(水無月S・芝1200m)に高倉騎手で出走を予定しています。

 1200を使うメリットってのは微妙なところですが、ダートでも延々1400使ってたし、その辺の保守的な感じというか思い込み強キャラはもう諦めてます。どうしても自分としては8月第1週の重賞が諦めきれないのですが、ここで掲示板外したら色々無理でしょう。千直からここ、というローテは昨年と全く同じ。昨年はこの後秋まで休養でがっかりさせてくれました。可能性を繋ぐ意味でも、昨年(0.5差の6着)以上を期待したいです。しかしまたオレホレさんと一緒ですなー。まあ、短距離の上級条件はローテ限られますからね。お互い、良い夏に。サフィロス。

18日は函館芝コースで追い切りました(69秒6−52秒8−38秒4−11秒6)。「今日の追い切りに跨らせてもらいました。本馬場にてそれなりにしっかりと伸ばしてきていいと手塚調教師から指示を受けていたこともありましたので前半は無理なく動かして終いを伸ばすようにしました。気がいいこともありますが、良い手応えで回ってこれて、終いも無理せずに少し促していくことで楽に1ハロン12秒を切る予定でまとめてきましたよ。前向きさがありますし、いきなりから楽しみなのでいい競馬をしたいです。よろしくお願いいたします」(三浦騎手)「先週、現地へ到着してから思ったより疲れがなかったので金曜日から時計を出したのですが、それなりに負荷をかけることができましたし、週末はじっくり動かしてきて今朝追い切るようにしたんです。今日は美浦での追い切りも多かったので現地に駆け付けることができませんでしたが、調教が終わってから皇成から“良かったです”と連絡をもらいましたよ。“古馬でもここまで良い伸びを見せた馬はそんなにいなかったのではないか”みたいなことも言っていましたね。稽古と競馬では話も変わりますし、実戦へ行ってみないとわかりませんが、楽しみなのは確かでしょう。ゲートは確認はしておきますが、そこまで速いタイプではないので、うまく流れに乗っていい競馬ができればと思っています」(手塚師)22日の函館競馬(2歳新馬・芝1200m)に三浦騎手で出走を予定しています。

 スタートの不安はありますが、調教や騎手のコメント(三浦君は新馬に関しては信頼度高い)をベースに考えれば、普通に勝ち負け。まあ、相手もあることですし、2歳のこの時期調教と競馬は全然結びつかないので、実戦に行ってのセンスがあることを願います。姉も函館で新馬勝ちでしたし、調教パートナーであり、先着していたデュアルメジャーが良い脚で2着デビュー。あやかりたい。相手は松岡のマイネル、ヤマカツ、ケイアイあたりですかね。

 netekibaではこんな記事も出てました。アジアエクスプレスの露払い、務まると良いですねえ。あちらは距離がマイルなので難しいところですが、同じキンシャサで同じくダメジャ産駒の半姉がスプリント重賞級のマックヴァン(母ラタフィア)が土曜府中でどんな競馬するかも注目したいです。

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