「難解なテストということはもちろん分かっていますが、今はエキサイティングな気持ちで満たされています。一生懸命勉強して、なんとしても合格し、日本のジョッキーになりたいと思っています」
ポイントは学力に関する筆記試験が英語で受験できるようになった点だ。移籍を熱望してきたデムーロはイタリア生まれだが、英語も堪能。ハードルは高くない。
外国人ジョッキーへの門戸開放については賛否色々あると思いますが、私は歓迎。何と言ってもこの人、ミルコ・デムーロが通年見られる可能性があるから。きっとこの制度通れば真っ先に手を挙げるだろうと思ってました。
秋天やドバイの例を出すまでもなく、近年の競馬で、我々ファンの心をぐっと打つ騎乗をするのってほとんどミルコですよね。本人も日本競馬への思い入れはそれこそ日本人以上。私的にも、地方騎手や、エージェントの力で馬を集める騎手よりずっと気持ちを入れて応援できます。ナベヒロ・大知の「別格２人」を除けば、中央競馬で「この人を応援したい」って言える騎手、それこそノリちゃんくらいしかいないんですよね。あとは今の武豊。
まあこのルール、巷で言われているとおり「デムーロ用」なところがありますよね。イタリアの騎手以外は、日本に通年乗ることにそこまでの魅力感じないでしょうし。外人嫌だなーって人にも、これでミルコ（というかデムーロ兄弟？ 弟はまだ語学面で辛いのかなー）が通年騎乗すれば、謎のＢ級Ｃ級外人に荒らされる（？）こともなくなりますし、良いんじゃないですかね。
良い結果が出ることを願っています。バルジューも来ないかなー。あの人も親日家だし、結構日本語喋れるんじゃなかったでしたっけ？ あとはピンナとかリスポリとか。イタリア人みんなで受ければいいのにー。
