ラストラン。

コンダクトレス、ラストラン(予定)となる美濃Sにデムーロで出走確定しました。

栗東滞在だからでしょうがクラブ更新遅れているので、コジシゲさんのコメント見てから追記します。

 

追記:来た。

 

27日は軽めの調整を行いました。28日は栗東坂路で追い切りました(53秒9-38秒5-25秒3-12秒6)。「週末競馬場でミルコと改めて話をしたのですが、川崎記念へ乗りに行く兼ね合いから水曜日はハロー明けなどの良いタイミングでコンダクトレスに乗ることができなそうということだったんです。それならばこちらで対応するかと一度は思ったのですが、競馬は日曜日ですし、一度競馬へ向けて仕上げていたこともありますからそこまで強い負荷をかける必要もないと考え、“木曜日でも構わないからミルコ乗れる?”と改めて確認したところ乗れるという返事をもらえたので、追い切りは今朝行ことにしました。なぜ続けてミルコを乗せたかったかというと、僕の感覚ではミルコは気持ちで乗ってくるタイプでもあると思っています。そんな彼が2週続けて乗って馬を把握してくれるとより状態を分かってくれるし、より気持ちを込めて乗ってくれるのではないかと思ったからです。以前ロードクエストで重賞を勝った時も同じような過程だったものですから、そのイメージを持って今回のレースへ向かえればと思って拘らせてもらいました。それで私も現地へ入り、ミルコが来るまでの間は私が運動から乗りました。正直に言うとその時は“う~ん、こんな感じか…”と思ったんです。いちばんいい時はドシッとしてズンズンズンと歩けていたので、そこと比較すると“もうちょっとだな。体の張りが残っているな”という感じがしていたんです。担当者に改めてそのことを伝えると、こちらが捉えている以上に来た当初はちょっとしんどかったようです。それがやっと先週あたりから良くなってきたところということでした。確かに、馬体、特にお尻などは美浦にいるときよりもちょっといいかなという感じになってきています。理想を言えばトモをもうちょっと使えて肩回りの動きもよりいいものになればいいなとは思いますが、そのままじっくり動かしていると段々と歩きが変わってきました。その後角馬場へ行くとさらにもうちょっと良くなってきていたので、こういう変化も見せられるようになっているんだなと感心していたところでミルコにバトンタッチしました。前を行くロードクエストを見る形で、併せず、近寄らず、あくまでも目標にしてそのままスーッと上がってほしいとリクエストしたところ、思惑に近い形で乗ってきてくれました。見ている限り悪くないなと思え、ミルコに感想を聞いたところ“”先週よりもいい“”と言ってくれました。僕らが受ける印象とジョッキーが受ける印象に差があることは良くあることですが、やはり馬の気持ちの入り方も違うというもあるのでしょうね。逍遥馬道での運動から角馬場へ移る中での変化を見てもそういうところはあるのだろうと思えました。プラスして“どう?いいの?”とミルコに聞いてみたところ“”先週よりも気持ちが乗ってきているし、良いとも思う。勝てる。勝ちたい!“”と言ってくれましたよ。この後のことが正式に決まっているわけではありませんが、番組を見ても、時期を考えても今回がおそらくラストになるでしょう。3勝クラスの壁というのは2勝クラスまでとはだいぶ異なりかなり厚い壁だとも思っているのでそう容易いことではないのですが、ミルコがそう言ってくれているのは嬉しいですよね。それに、ミルコに今回騎乗依頼した理由の一つがデビューとラストをミルコが締めてくれないかなというドラマティックな展開にも期待したからなので、厳しい戦いとはわかっていても楽しみにしたいですね。体は484キロと大きく増えることはなく状態は良化途上中かもしれませんけれど、除外後やれることをやってきたつもりですし、悪くない形で向かえるはずです。展開や馬場などいろいろとあるでしょうが、この馬だけで考えると逃げにこだわるわけではないけれど前々で押し切るようなこの馬のスタイルでいい競馬を見せてもらえたらと思っています」(小島師)31日の中京競馬(美濃S・芝2200m)にM.デムーロ騎手で出走を予定しています。

 

感慨無量とはこのことですな。その言葉、レース後までとって置けよ、という向きもあるでしょうが、この馬に関してはこの臨戦過程がクライマックスとも言えます。後はエンドロール。レースは余韻で良いです。

 

繰り返しになりますが、我々一口出資者のためと言うより、この調整師全盛の時代に逆行するように情念を燃やす、手間を惜しまない、数少ない、稀代の、現役中央の「調教師」のために、コジシゲさんが未練無く繁殖へ送り出せるような競馬を臨みたいものです。よろしくミルコ!

 

 

あーあと土曜のブログも超楽しみ。

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