堅実なのだけどー。

 ビンテージチャートは7着。抜群のスタートからハイペースの好位を進んで、直線は先頭に並びかける勢い。でもそこから伸びず。

 ちょっと時計早かったかも知れません。今の中山はきついですね。準OPに上がって初戦の1.1差を除くと、6戦連続どんな流れでも距離でも相手でも馬場でも0.5差前後のところに来るのは立派ではありますが、やっぱり勝つにはもうワンパンチ、ツーパンチ足りない。


 こちらも、爪のコンディション他色々あるとは思いますが、雄大な馬格の馬だけにそろそろダートを試すラストチャンスかな、とも思います。明け7歳。現役続行なら、年内にはダートでの可能性を見ておきたいですねー。


15日の中山競馬では積極的に行く馬たちから離れた馬群の先団につけ、じんわり差を詰めていって直線で先頭に立とうとするが、伸び切れず7着。「前から気になっていた馬だし、楽しみにしていました。返し馬の感触も良くて“やっぱり走る馬のフットワークだな”と思っていたんです。レースも道中は理想通り。前に行く馬がいて、それらの後ろにハマればいいと思っていたままの形。勝負どころの手応えも良くて、勝ち馬よりも楽に来ることができたと思うんです。正直“勝った”と思ったのですが、それからが思いのほかグッと来ませんでした。2着のケニアブラックと接触したときにはもう跳ね返す力はなくてフラフラになっていました。あの手応えなら来てもおかしくないのですが、硬い馬場で時計が速くなる競馬はちょっと分が悪いのかもしれませんね。ただ、悲観するものでもないはずです。条件が噛み合えばまだまだやれる馬ですよ」(蛯名騎手)「数字もそうですが、ひと叩きしてこの馬なりに引き締まった体で送り出せたと思います。パドックが終わって地下馬道で馬を待っている間にジョッキーとよくよく話をしてバトンを渡しました。いい感じで馬場入りもできていたし、レースも良かった。と言っても蹄鉄ばかり見てましたけどね(苦笑)。前回はスタート直後に落鉄して厳しくなったので、まずはそこが大丈夫かを気にしていましたが、上がってきたときも鉄は履いていましたよ。敗因は時計が速くて上がりの脚も求められたからでしょう。パワーと持久力が活きる展開になれば巻き返せるはずです。蹄が弱く2回使って脆くなって来ていますから回復期間を作るためにこのあとはお休みにしたいと思います」(上原師)休み明けを一度使った上積みを感じることができただけに期待が高まりましたが、秋競馬が開幕して高速決着が多いこともあり苦しくなってしまいました。4コーナーを回ってきたときは思わず力が入ったのですが、その想いはまた次回以降に晴らしてくれるでしょうし、期待したいと思います。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。