うんざりするバラエティ感。

 ちょっと楽しみにしていた火曜日のTBSの発掘特番、録画で見たのですが。

 案の定、芸人とマルチタレントのガヤがうるさい。みのもうるさい。数字至上主義の地上波で扱うのは勿体ない。アメリカのヤラセ感満点の番組もしんどいですが、それでも肝心の発掘部分は余計な邪魔を入れずに見せてくれるし、映像は凄く綺麗ですからね。盛り上がりのところでワーギャー喚く「盛り上げ方」はキッツイです。天野本当にいらねえ。ガヤは耳障りでネタはチープ。やらされてるんだろうけど、きっちり嫌いになったよ。なまじ声が強い(声が良い)から、他の捨てガヤより耳に付くし…。まあ、彼が引っ込めば変わりに同じ役割の人間があてがわれるんだろうが。芸人は仕事選んだ方が良いよね。さんまのサッカーとかもだけど、何らかのプラスになっているとは思えない。知らない人に、そのジャンルに入るきっかけの一つにはなり得るのだろうけど。それで知ってる人に嫌われてはねえ。かといって某名誉教授が語るエジプトとかも死ぬほど退屈なので、中間ってのはなかなか難しいですなー。

 TBSはね。貧乏気質というか必死すぎるというか、欲張り過ぎちゃうんですよね。詰め込み病。THE世界遺産くらいの規模で淡々とやってくれれば良いんだけど、それだと予算そんなにつかないだろうしなあ。まあ、発掘ドキュメンタリーじゃなくて発掘バラエティだと割り切ってしまえば、ストレスは最小限になるから、良いです。肝心の内容は、発掘云々はまあさておいて、20世紀の古代史発掘ベスト20みたいなのは、普通に面白かったです。

 まあ、地上波はオンタイムで見る人の物で、録画で見る私は部外者なので、良いです。スタジオに降りてきた鬱陶しい部分は早送りしてしまえばいいですし、そうした見方をしている人間にTV曲に要求を出す権利はないですし。なんだかんだでこうした番組をやってくれるだけで嬉しいです。だが天野は許さない(結局そこか)。

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