改めて。

周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行い、週1回は15−15を行っています。10日に栗東トレセンへ帰厩する予定です。「特に問題なく順調に乗り込んでいます。今週中に帰厩できる見込みなので、15−15も取り入れていますが、動きはしっかりしていますし、走れる状態にありますよ。前走は馬場悪化という敗因がありますし、次走は改めて期待していいと思います」(NFしがらき担当者)

 しがらきの人も言うとおり、前走は度外視できる競馬でしたので、改めて。折しも今年もキャロは南半球産を募集。WE牡馬はとても魅力的ですね。自分は今年はスルーしますが、例年なら手を出していた可能性高いです。フライデイフライト以外の南半球産は余り活躍していませんが、それよりも大外れが多いのが問題でね…デビュー時期が遅れるのは必須なわけで、時期的に好きな条件を続けて使うのは至難。使いながら仕上げていくタイプの調教師とはハッキリ相性悪いと言っていいでしょうね。ミッキー先生がどうかは、ロットネストをリトマス試験紙にすると良いんじゃないかと思いますよ(追記:もう既に400口に迫る応募のようですね。即尺も出ない段階で、夢を見られる血統だとはいえ、みんな結構冒険するなあ…)。

 さておきこの子も引き続き楽しみにしています。父ドバウィDubawiは今回の会報でも取り上げられてましたけど、世界的に活躍していますね。産駒ポエッツヴォイスPoet's Voiceがドバイでブエナやヴィクトワールとぶつかるかも知れない(WCかデューティーフリーという話)。モンテロッソMonterossoは2400以上で活躍していますし(こちらはシーマクラシック予定)、昨年のイタリア2冠馬ワーサードWorthaddもいるし、香港スプリントでも人気になっていたラッキーナインLucky Nineなんてのも(この馬は年明けの香港G1を勝って、今後日本のスプリント・マイルG1に来る可能性もあります。是非覚えておきましょう〜)……種牡馬としてのポテンシャルは相当ですね。代表産駒マクフィMakfiやポエッツヴォイスは母父ダンチヒDanzig系。モンテロッソはサドラー系のマイルG1馬バラシアBarathea。ドバウィ自身が母系にシャーリーハイツShirley Heightsとかダンシングブレーヴとか入っているので、この辺との相性が良いのかもですね。ちなみにポエッツヴォイスはゴールドティアラの弟、マクフィの母はグリーンポーラ(レッドシャガーラの母ですね)の弟ってことで、縁があったり。今のところフレデフォートが唯一の輸入馬ですが、日本にも他の馬が入ってくるのを楽しみにしています。

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