5週連続ならず。

14日の京都競馬では好スタートからスッと控えて中団の内を追走。馬なりのまま4コーナーを回り、馬場の真ん中に持ち出して前を追ったが3着。「道中の走りは前走よりスムーズでしたが、2着狙いをせず勝ち馬を見て動いた分3着になってしまいました。抜け出すときに一瞬ヒルみましたが、以前ならそこで走るのを止めていたのがしっかり伸びていますからね。今日は昇級戦の牡馬相手でしたし、時計もかなり速かったことを考えればすぐに勝ち負けできますよ」(佐藤哲騎手)「直線外に持ち出すとき、2着馬にいくらか寄られてちょっとヒルんだようですが、それでも自分で前を捉える気で走っていたのはこの馬の成長だと思います。以前なら、同じ3着でも最後ズルズル下がる形で負けていましたからね。装鞍所での震えもだいぶマシになっていましたし、レース後の枠場でじっと立っていられたのを見ると、精神面でもしっかりしてきたのを感じます。今日は勝った馬の時計が速すぎましたが、この馬も1分51秒台で走っていますから、このクラスのメドは立ったと言えるでしょう。このあとは美浦に戻って、馬の状態をよく見てから考えます」(小島茂師)今日は勝ち馬が強い競馬をしましたが、最後まで前を捉えようとする姿勢には、大きな成長が感じられました。2ヵ月に及ぶ栗東滞在の経験を活かし、さらなる飛躍を期待したいところです。このあとは美浦トレセンに戻って馬体を確認してから検討します。

 日曜は終日外で、帰宅しなかったため、先ほどレース見ました。結果として勝ち馬が逃げ、2着馬が2番手だったことを考えれば、ピースの位置取りは後ろ過ぎたと言えますが、手応え抜群でしたし、1000万条件としては勝ち馬の時計は素晴らしすぎますから、これは相手が悪かったと素直にとらえて良いでしょう。2着馬がふらふらしなければ捕らえていたでしょうし、3角で内からするする上がっていく姿は「流石この鞍上」と思いましたね。無論、サトテツさんには何の不満もありません。一時は500万でも暗雲漂ったこの馬が、また1000万で勝ち負け出来るところまで戻ったのは嬉しい限りです。来年の飛躍に繋げて欲しいです。

 連勝記録は4週でストップしてしまいました。しかし、現役競争年齢馬16頭(右のリスト−サウス馬)、2歳デビュー前が4頭居ますので12頭という稼働頭数(実際は故障馬とか居るのでこれ以下なのですが)で5週続けて競馬に迎えるだけでもラッキーですし、勝ち負けは結果。納得いく競馬が出来ていればそれが一番良いです。来週以降も楽しみな馬が控えていますし、年初の目標12勝達成へ向け、残り1月半頑張って欲しいですね。

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