■83戦8勝2着6回3着8回（勝率.096／連対率.169）獲得賞金1億6889万
＋地方は４戦未勝利２着４回。勝利数はそこまでではないですが、賞金は過去最高。やっぱり大物１頭いると景色が変わりますなあ。
それにしても昨年から８ヶ月続いた連敗を４月に脱出して、そこから新潟２歳までの間に７勝。続いて暮れまで４ヶ月未勝利でエルマンボが勝って８勝。もの凄い浮き沈みのある一年でした。では個別回顧。オーディン以外のレッド軍団には言うことがないので割愛します。
■ビンテージチャート牡７ 0-0-1-0-1-5
最適条件と思われる府中のダートマイルであわやの３着がありましたが、勝ちきれず。近２戦は脚抜きの良い馬場になって先行有利だったので（それに合わせた工夫がなかったのも事実ですが）、条件あえばまだ首位争いできる力はあります。明け８歳。流石にラストイヤーでしょうし、健康に過ごして欲しいですね。
■フレデフォート牡６ 1-0-1-4-2-1
今年は除外に泣かされました。それでも短期放牧でリフレッシュして競馬、というサイクルを、陣営も馬も完全にものにして、１戦除けば全て掲示板。こういう馬がどれだけ一口ライフの健全さを保ってくれるか、というのは５年以上続けている方なら誰もが同意してくださると思います。かくれＭＶＰですね。準ＯＰでも勝ち負け、というか、レースレベルが上がるとこの馬の前半のロスが減ってかえって力が出せている感じもありますので、なんとか来年はＯＰに挑戦できるようになりたいところ。
■アンヴァルト牡６ 1-0-1-1-2-3
馬は頑張っていますが、目先の定まらない陣営のロスが惜しいですね。良い環境を与えられて、馬のＭＡＸを発揮出来ているフレデフォートと違い、タラレバがある中で準ＯＰでも勝ち負け。この馬をＯＰに上げずに終われたら、私の中で現在グレーゾーンの平田師はＮＧ入りします。とにかく直線競馬。芝でもダートでも１４は善戦止まりでスペシャリストに勝てない（勿論嵌って勝つ可能性はゼロではないですが、それはどんな条件でもそう）。だったらいっそマイルを使え。来年もイライラしないで済むと良いなー。
■エルマンボ牡３ 2-2-1-0-0-0
しがらきでどうにもしっくり来ず、デビューもやや騙し騙しでしたがここまで馬券を外さず２勝。来期はハープスターと並んでエース級の期待が掛かる馬です。堀厩舎は、競馬に行くまでと立て直し期間にはモヤモヤすることが多いですが、そこの我慢が馬の成績に繋がる厩舎でもあり、この馬に関しては良い方に出ているかも知れませんね。まずは１０００万勝ちと馬代金回収を目標に。とりあえずこの馬とハープスター。自分の方針を曲げて出資した「高めの馬」がどっちも外れてないのはちょっと安心します。自分を曲げて結果でなかったら、もうおしまいですからね。。。
■ヨゾラニネガイヲ牝３ 1-0-2-1-0-5
成績だけ見るとそこまで喜べませんが、何よりもこの馬の未勝利勝ちはとんでもない長いトンネルを抜けた１勝として、忘れがたい記憶になっています。５００万でも好勝負する力はありそうですが、今後は鞍上も含めた厩舎オペレーションとの戦いになるかも知れません。今旬の厩舎では仕方ないですね。
■ミラクルルージュ牝３ 1-0-1-0-1-4
牧場で見た可愛いけど貧相な馬が、競馬であんな切れる脚を使って勝ち上がってくれたのはある種の驚きでもありました。５００万でも能力は十分通用するので、あとは健康に過ごして、良い鞍上にエスコートされて欲しい。
■ラムレット牝３ 0-0-0-0-1-2
＋地方0-3-0-0-0-0。勝てない馬とは到底思えませんが、やっぱり未勝利・５００万では馬の能力より噛み合うかどうかの方がずっと重要。パンとした状態で芝の競馬を見たかったなあー。
■レッドオーディン牡３ 0-2-1-1-1-2
＋地方0-1-0-0-0-0。芝の長いところなら未勝利でも５００万でも勝ち負け。１０００万で通用するかどうかはまだ何とも言えませんが、５００万ならいつでも勝てそうなだけに、なんとか戻ってきて欲しいんですけど…今日の競馬を見るとダート小回りでは苦労しそうです。がんばれー。
■ハープスター牝２ 2-1-0-0-0-0
一口初の重賞掲示板を通り越して重賞勝ち。暮れのＧ１ではやや不完全燃焼の競馬で僅差２着。牝馬世代とも言われる現２歳トップの力を示し続けてくれています。負けても評価が落ちない、ってのは負けても気楽にならないって意味でちょっと気の毒ではありますが、この厩舎の宿命でしょうし、来期もとにかく無事に過ごして貰えば、自ずと結果は付いてくると思います。まずは桜花賞路線に全力投球。ここで勝ち負け出来ないのなら、距離伸ばしたり遠征したりはもっと厳しいでしょうし。川田君にとっても壁を突破する一年になるといいですね。
■アイリッシュハープ牝２ 0-0-0-1-0-1
牧場も私もダートの中距離馬というぶれない見立てがありますが、２戦とも芝。初戦の内容で行けば勝ち上がりまでは行けそうな気もしますが、とにかく一刻も早くダート使って欲しいです。
■レイズアスピリット牡２ 0-0-0-0-1-1
デビュー戦は大蛇行。２戦目は馬群でぶつけられてやる気消失。ままならない馬ですが、こういう馬は妙に愛着が湧く部分もあります。素質面で行けば厩舎の先輩に匹敵すると思いますし、もう２・３戦以内に勝ち上がれたらいいなあ。逆に立て直しに時間掛かるようだと、結構ギリギリになるかも。まあ陣営には全幅の信頼置いているので、後は馬が持ってるかどうかですね。
未デビューのマニッシュコートや明け２歳については年明けに。
