なかなかの好メンバー集まったレースながら、パドックでの見栄えは一番。本当にこの馬はカッコイイ。だから走ると断言出来るものではないが、頼もしい。
スタートは余り速くない。ダッシュを付けて中団に取り付き、最初のコーナーへ。外目を走っているが、やや掛かり気味。３コーナー手前で落ち着き、同時にメイショウホンマルの外からじわりと進出。４コーナーで一気に前へ。だが直線余り伸びず、６着でゴール。勝ち馬とは０．９差。
せめて掲示板には乗って欲しかったですけどねー。３〜４コーナーの脚には見所ありましたが、あれで伸びきれないのは、デビュー戦なのでやむなしと言うところでしょうか。距離に関しては何とも言えませんが、中距離で走るならもう少し精神面の成長が必要かもですね。マイル以下の方が合うかも。もしくはインで前に壁を作って競馬したいクチですね。
まあ、デビュー戦でその辺余り深く分析しても仕方ないですし。総合して悪い競馬ではありませんでした。次に期待します。
しかし、ＰＯ馬のアドマイヤテンクウはスタートして勝ち馬に完全にレース壊されて、良く伸びてきた。ちょっと楽しみ。
▼クラブコメント
２日の札幌競馬ではまずまずのスタートから道中６、７番手を追走。勝負どころで馬なりのまま先団につけ直線に向くも、終い伸びきれず６着。「４コーナーの手ごたえは非常によかったですし、そのまま差しきれるかと思うほどでした。まだ緩さが残る中でもバランスがいい走りをします。またトビが大きくフォームが綺麗で、気性も素直ですね。手前をしっかり替えていましたし、一度競馬を使ったことで体は絞れ状態はアップするでしょう。まだこれからの馬ですし、今から次の競馬が楽しみです」（藤岡佑騎手）余裕のある体付きも、結果以上に競馬センスの高さを見せ、競馬を使っての変わり身が期待できます。今後は状態を見ながら次走に向けて調整し適鞍を探っていきます。
なるほどなあ。まあ、評価が低くないのは良いことだ。次、期待してます。
