是非、後者で。

(久保田厩舎)曳き運動60分。
久保田調教師「使った後も疲れは出ていないし、飼葉もしっかり食べています。今まで左回りだと外に逃げる面を見せていたけど、今回はコーナーもスムーズに回れていたようだし、今後に明るい見通しが立ちましたね。この後1週間くらい厩舎で様子を見て、8月22日の両津湾特別(ダ1800)に使うか、9月の4回新潟競馬まで待機するか考えたいと思います。短い間隔で福島、新潟と使い、さらに暑い新潟でとなると負担も掛かってくるだろうからね。あくまで状態を見て判断しますよ」

 コーナーは確かにスムーズに回ってましたけどねー。私はまだ、左回り不安説を捨てませんよ。それと、新潟の3コーナーは緩やかな下り。直線平坦だけに、勝ち負けを期待出来るような馬はあそこで一気に加速する。そこで離されては、新潟、特に前半の新潟では厳しいでしょう。後半になると、3〜4角でびゅっと行けるような馬は大分(勝ち上がったり休みに入ったりして)減ってきますから、新潟で使うのであれば、終盤まで待って欲しいです。

 更に言うと、中山まで待って欲しいんですけどね。中山は坂があるので、3〜4コーナーの下りで一気に加速しそうなところを、騎手心理がブレーキ掛けがちですよね。だからこそ、フレンチも置いて行かれませんし、坂でも脚色が衰えないので後続を早めに突き放す競馬が嵌りやすい。今、日本一この子に合っているコースでしょう。

 まあ、いずれにせよ間隔を詰めて使わないのであれば、首位争いは確実でしょうし、トランセンド級はもう事故としても、ケイアイコンセプトやクリストフォルスのような馬でも連続で後塵を拝することは無いでしょう。良い競馬期待ですね。

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