馬体はきっちり現状維持。昨秋以降、本当に出来が安定している。欲を言えばもう一皮剥けて欲しいところではあるが、それはじっくり。クリストとグラスも力出せそう。展開一つか。
好スタートから、内の2頭が出遅れたので、さっとインへ。逃げグループを見る中団の5・6番手という格好の位置取り。逃げるクリストフォルスは前走ほど楽じゃない。グラスブラストは無さそうな気配。後は前。3コーナーでペースアップ。やっぱり左回りではここでやや置かれる。押っつけてなんとか離されず追跡。直線は外へ出してジリジリ伸びるモノの、後藤のヒラボクオウショーの方が末脚鋭く一歩前へ出て、差し切り1着。フレンチは脚の鈍ったクリストフォルスに僅か届かず3着。
うーーーーーーん……やっぱ勝てないな! 左回りなんじゃないかなー。左の限界なんかじゃないかなー。これが中山なら、3コーナーでもっと付いていけるし、4角は先頭に近いポジションで回るし、直線は他馬がもっと止まるし。違うのかなー。まあ、左+平坦って所かな。一度、府中で見てみたい。
でも、1000万で2・3・3着。こんな馬主孝行な馬が居るでしょうか! とにかくタフだし。ちょっと休んで、中山での突破を目指して欲しいですね。
一方のクリストフォルスは、連続の好走で得た自信は大きいのではないでしょうか。前走は展開が楽すぎた面もありましたが、今回はビッシリ競られての粘り。内容は遙かに濃かったように思えます。もちろん、勝っておきたかったところでしょうけど。次会う時は準OPで!