ネタバレのないEVA感想。

 観てきました。新宿のシネコンは綺麗で、音も良く、予約していたお陰で一等席。ただ、安くなる時間の一個前を狙っていったのに満席だった。ついでにパンフも売り切れていた。パンフって、観たぞって手形みたいなもんで、アレがないとなんか落ち着かないです。

 さて、ストーリーに触れた感想を言う気はさらさら無いので、大枠だけ。ネタバレは一切無いので安心してお読みください。ただ、焚き付けたいだけですw

 「序」は「ちょいリメイク」くらいでしたが、「破」は完全なる新作。新解釈。

 しかも劇場サイズにストーリーを畳みかけてくるので、テレビより密度が圧倒的に濃い。

 純粋に良くできている。個人的に寂しい部分はあるモノの。

 思えばテレビから14年。同じモノをやっても色褪せないのは至難。時間経過で変質したエンタテイメントの主流をガッチリ捉えてくる構成はお見事。

 しかしやはり続き物としての弱さ/不安はあり。

 実際、ちゃんと完結するのだろうか?

 「観た方が良いか?」と問われれば絶対に「YES」。過去EVAに触れたことがある人が観ないのは勿体ない。

 「劇場で観た方が良いか?」と問われれば「人によるがYES」。とにかく、シリーズモノはちゃんと完結することを確かめてから、纏めて観た方がずっと楽しめるという面もある。「いち早く」観ることが目的ならば劇場へ行くべきだが、3作目が出る頃にはDVDも出るだろうし、それでも良いと思う。ただし「2007年/2009年に公開するためのモノ」ではあるため、きっと、今観るより、鮮度の部分では損をするだろう。どっちを優先するかですねー。私は、観に行って良かったです。

 まあ、素直に、次が楽しみです。11年なのかなあ?

 追記:シネコンの右の席が女性、左の席が男性だったのですが、左は日常描写/心情描写ではあからさまに退屈そうで、使徒が出てくると集中。右は戦闘シーンではちょっと引き気味で日常に集中しているのが面白かった。まあ、性別ではなく、趣味嗜好の問題でしょうね。私も日常よりのシーンの方が好き。

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