最悪の「改悪」。

■Jチームは2回戦から登場 サッカー天皇杯

 語るに落ちるとはこのことで。

 天皇杯という旧弊の温床は、Jクラブにとって、頭痛の種でしかない。

 既に、権威は地に落ちている。

 加えて、日程面から来る非合理性・不条理が心身ともに大きな負担となっている。

 考え得る「天皇杯なる大会を存続させうるのに必要な変更」としては「Jクラブの参加時期を遅らせ」「少なくともベスト8までは(ベスト)メンバーに関する規制を設けない」ことくらい。その上で、賞金を大きく上げ、タイトルの見返りをより魅力的なものにする。そこまでしてやっと「存在を許される」大会に成り下がっている現状。放置しても誰も喜ばない中で。

 どうするかと思えば。

 両方とも、逆に来たよ。

 狂ってるわ。

 天皇杯が「邪魔」になったのは、自然の流れ。その流れを無視して、ルールを決め、権威を復古させようなんて机上の空論にもほどがある。

 天皇杯はチーム層を試すチャンスであり、サポにとっては、若手がタイトルを賭け公式戦を戦うのを見るチャンスであるべき。

 つまりだ。

 協会は、我々サポーターを「ベストメンバーじゃなきゃ面白いと思えない低レベルのファン」と判定しているわけだ。

 馬鹿にされてますよ、我々。

 協会は、我々の応援するチームを「ベストメンバーじゃなきゃ面白いと思えない低レベルのチーム」と判定しているわけだ。

 馬鹿にされてますよ、我々のチーム。

 ハァ。

 旧弊と申しましたが。結局は、天皇杯は、協会という旧弊の象徴なのでしょうな。守るのに必死。

 でもスポンサーにも媚びなきゃいけないからナビスコを潰す(潰して、天皇杯を春から進める)こともできない。

 その上、代表の試合があると、大仰に日程を止めて、夏〜秋の身体に厳しい次期に試合を詰め込む。

 こんなんで、Jリーグ盛り上がるわきゃないだろ。

 更に、これらの問題を抜本からひっくり返すことの出来る可能性合った秋春制への以降はヒステリーvsヒステリーでまともな議論すら成されず。

 ハァ。

 どのチームを応援してるとか関係なく。Jリーグを愛するサポ諸氏よ。

 声に出して言おうぜ。

 「俺たちを馬鹿にするなよ/俺たちのチームを愚弄するなよ」と。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。