安堵。

 勝ちました〜。何か身体の力が抜けた…。断然人気になってるのを見て、徐々に嫌な予感が膨らんでいたのですが、杞憂でした。

 馬体重は+2キロ。これといって成長も感じないが、この馬は内面の成長が鍵だけに、それは気にならない。パドック見られなかったので、様子が分からないが、少なくともレース前は普通だった。

 スタートは平均的。あまりダッシュ付かないが、リーガルより外から飛ばす馬もおらず、揉まれない外目中団に位置。3コーナーで少し前へ行って、4コーナーで軽く仕掛け、外から先団を睨む位置へ。直線入口でエンジン掛かると、すぐに先頭に並び掛け、セーフティーリード。最後まで気を抜かせないようにしっかり追われ、外から追い込んできたメイショウイッキに2馬身半差を付けてゴール。3着も更に2馬身半。勝ち時計は1:23:9で、良馬場の阪神コースでは自己ベストを更新。

 まあ、ともかく1000万で勝ち負けしてた、しかも素質を持て余しながらしてた馬ですから。まともなら当然の結果なのですが、ほっとしました。こういうタイプの馬は、相手が弱いから勝てるとかそう言う問題じゃないんですよね。気分良く走って、自分の力を出せるかどうか。出せば、1000万・準OPでも勝負できるでしょうし、出せなければ、500万でも負ける。今日は、揉まれずに行けたのが良かったです。

 デビュー2戦と言い、勝つときは派手な馬。1000万でも即通用でしょうが、人気では疑いたいタイプの馬です。トントン拍子で行ってくれれば良いんですけどね〜。夏の小倉? で飛躍を期待! 何処かで芝も試して欲しいな〜。どのみち、夏競馬には程良い距離のダートがないし、中1週の阪神にも適条件無いし(連闘で来週とか…いやいや)。新潟のダート1200ってあんまりバクシンオーって感じしないし。むしろ芝1000とか1200の方が。小倉の芝1200も良いですね。

▼クラブコメント出ました。

27日の阪神競馬では中団の外の位置から、直線は反応良く抜け出し2馬身半差の快勝。「ここでは力が違いましたね。ゲートの中では少しうるさかったですが、スタートは普通に出てくれました。道中は進んだり進まなかったりと少しだけ気難しさを見せていましたが、勝負どころからはハミをしっかりとって伸びてくれました。ケイコの感じからもリフレッシュされた効果が窺えましたし、返し馬から休養前とは雰囲気が違っていました。使い込むと良くないタイプなので、うまく間をあけて落ち着きを持たせて使っていければ、上のクラスでもすぐ勝負になりますよ。最初の芝部分の走りは悪くなかったですし、気持ちさえ落ち着いて臨めれば十分走れると思いますが、前脚の掻きこみが強い走法なので、ダートの方がよりいい感じは受けますね」(和田騎手)「これまでテンションの高さがネックになり、なかなか力を発揮できませんでしたが、ここ最近は徐々に落ち着きが出てきました。今日もパドックをひとりで引くことができていましたからね。ここでは力が違うと思っていましたが、その通りに結果を出せてホッとしています。この後は悩むところなのですが、間隔を詰めて使うとまた精神的に苦しくなりますし、せっかくいい流れになりだしたところを壊したくありません。夏場の番組も極端で、この馬にとってのいい条件が見当たらないのが現状です。総合的に考えても夏は充電にあて、9月の阪神に目標を設定したほうがいいでしょう。秋はもっと活躍してもらわなければいけないですから、いい休養になってくれればと思います」(中尾師)休養の効果も大きく、500万下クラスでは能力の違いを見せてくれました。距離が限られる夏場の番組構成や、テンションの高揚を考慮して、来週中に宇治田原優駿Sへ放牧に出し、9月の阪神開催を目指して帰厩させる予定です。

 使い込むと良くない、と言うのは賛成だけど、かき入れ時の夏をスキップしちゃうのは勿体ないなあ…。まあ、決まったモノは仕方ないので、その分、秋の収穫が大きくなることを期待しますか。

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