(ウインアンジェラス)在厩馬のフォローは完璧。

 今朝の美浦TCの馬場開場時間午前6時の気温13度。天候は晴れ。気温は低く、冷たい空気に包まれましたが、久しぶりにスッキリとした青空の下での調教となりました。馬場状態は、すべて「良」となっています。
 ウインアンジェラスは、南馬場のAコースを軽いキャンターで1周した後に、Dコースに移って普通キャンターで1周というメニューで調整されました。追い切りは、明日併せ馬で行われる予定だそうです。
 「休養が長かったので、すぐに万全というわけにはいきませんが、走る馬ですしジックリというつもりでやっています。これから右トモがどのぐらい逞しくなってくるかですが、全体的にひと夏を越しての成長を感じます」と、担当の川崎調教厩務員は話していました。

 そりゃあ、稼ぎ時の夏をスキップしたんだから、その分の成長くらい無いとねえ。何にせよ、500万でどうこういう馬ではないと思っています。相手関係とか展開とか、そんな話も準OPくらいまで行ってから。ま、出資者の身びいきですが、この馬はそのくらい期待しています。
 ウインというクラブは、育成中〜牧場にいる馬に関してはきわめて淡泊(馬を売るためのセールストーク期間が過ぎたら、ほとんどコピペのような内容)なのですが、厩舎に来た後は「そんな細かい情報良いよ」というくらい更新が来ます。ウインとサウスだけだった頃は、別にどうとも思ってなかったんですが、キャロに入った後はウインの良さを実感しています。このクラブ、血統はどんどん地味になっていきますが、3歳世代は成績悪くないし、調教師・騎手とのパイプは堅固だし、リニューアル後の1・2歳世代が走れば暫く「中の上」なクラブとして安泰かも知れませんね。私は今の2頭以上手を広げる気はないですけど。馬インフルの時の対応も、私の出資クラブではずば抜けて真摯で、あれで随分株を上げました。それでも藤原ショックと相殺してまだマイナスくらいだがw

 このブログでは、毎回情報が出る度に更新しているわけではなく、情報内容がエントリ出来るくらい変化(進展・後退)ある場合にのみしているので、ここのトピック数=クラブの情報量ではありません。情報量ではサウスが抜けています。経営姿勢が大問題なので、そのメリットがメリットになり切ってないんですけど、猶更他のクラブは見習うべきではないかと。レース後のコメントの早さは秀逸です。これでもっと勝てばねえw まあ、サウスに関しては、ブログなど含め、レース以外の部分での楽しみをかなり満喫してますので、これが出資してる知り合い無く、1人で黙々とやってる方だとまた違う種類のストレスも多そうです。出てきたコメントや、クラブの面白キャンペーンにツッコミを入れる楽しみ方がこのクラブの7割を占めると言って良いでしょう(良くねぇよ)。

 ウインは上で書きましたとおり、厩舎にいる馬の追っかけ満足度は120点。その分、放牧中は全く楽しみがないので、上手く出資馬が回転していれば良いクラブです。サウスほどじゃないけど、レース前後のケアもしっかり。競馬場でのレクチャーもありますし、受け身じゃない会員ほど楽しめるクラブかもしれない。たまたま私の立ち位置の問題かも知れませんが、ウイン会員はより馬が好きで、ネットとの相性(ネット依存度)は低い気がします。あんまり横の繋がりがないというか。だからこそ、会報誌の会員投書コーナー的なモノは大事なんですけどねえ。

 キャロットは魅力的な血統と、いつ壊れるか気が気ではないスリリングクラブ。ハイリスクで、リターンも少ないけど一発の魅力たっぷりって感じですか。ゲーム感覚で、POG・宝くじ(TOTO)的な楽しみ方をするには良いかもです。情報は私の入ってるクラブでは最低。簡単にできる最低限のサービスすらないです。ただ、会員の分母が大きくて動きも活発なので、なんだかんだ交流してると、その辺のダメな部分は気にならないのも事実。良くも悪くも、馬を選ぶときがピークのクラブと言えましょうか。まだ1勝も挙げていない私は言えた立場でもないですけど、とりあえず夢だけ抱いておいて、走るまで出資したことを忘れるくらいが良いのかも知れないです。

 東京はまだまだこれから。諸々リニューアル済んだら、サウスとウインのいいとこ取りみたいなサービスを期待しています。成績は上に行かないとですけど。カタログは年明けで良いですよ。もう馬のリストアップは済んでるし、あとは出来るだけ成長を見届けて確定させたいので、遅ければ遅いほど嬉しいです。2歳6月でも良いぞ。血統面の相性は今のところ全クラブ一。値段に関しては、今年は許容範囲ですが、これ以上高いと来年以降の出資はかなり限定的になるでしょうね。クラブの体質を活かして、2歳セール組や、オーナーの庭先馬なんかをちょこちょこ混ぜ込んでくれると長く楽しめそうです。あとは、私の欲しいと思う馬がカズー以外に行ってくれればなーw

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。