ウイン1歳馬。

 カタログ届きました。これ以上出資しないつもりのクラブではありますが、現会員ですしせっかく届いたものなので、読ませていただきました。

 まずはDVDが付いてきてビックリ。このクラブ、頑なにこういった「他クラブで好評のサービス」を拒絶してきた印象もあったので、気組みに変化があったのかな、と。現2歳を見てても、締め切りアナウンスで一気に満口にするという戦略がまるで通じなくなっています(そしてグダグダに伸ばし続ける現状)。相当、会員も減っているか、出資控えて居るんでしょうね。募集馬の少なさと、その割に上級条件馬を多数輩出しているという意味では、業界屈指の優良クラブの一つだと思うのですが、割高感と看板馬の不振(3歳最高額エンパイアは未勝利、4歳レジェンドはそこそこ頑張るも馬高すぎてアウト、5歳エルドールは未勝利引退)、経営の変更と村上牧場・ビコー血統への傾倒などで、イメージが非常に地味になっているのも確か。私は、ウインというクラブは、サンデーサイレンスが居なくなったダメージを最も受けているクラブだと思うのですよね。サンデー時代に変わる目玉が必要だと思うのですが、ビコー血統も、基本的にダイヤモンドビコー以外は地味ですしね。

 まあ、それはさておき、今世代の募集馬。やっぱ高い。そして以前のウインルミエールやアンジェラスのような、個人的に食指の動く血統馬がいない。とてもウインらしいラインナップです。現会員向けというか、狙いというかそれに依存しすぎというか。強いて挙げればシルヴァーチャーム産駒のウインミュートス06ですが、値段を考えると「欲しいな」という所までは至らないですねー。4万ならちょっと欲しい。あとは川島産のパールビコー06。ただ川島牝馬(アンジェラス)、戸田厩舎(トリビュート)とも現在出資中なので、増やすつもりは。アンジェラスの下はなんかいかにもコマンダーって感じですよね。父が好きな人は思い入れで出資も良いでしょうけど、アンジェラスの方が血統的魅力は(個人的には)ずっと上です。

 というわけで、余り悩むこともなくスルーできそうです。来夏までにアンジェラスが重賞勝ったらまた考えますわ。

 関係ないですけど、東京TCカタログが遅れている件。個人的には、どうせなら年末まで遅れても良いと。1歳夏の時点で馬を見て出資なんてのはリスキーに過ぎますし、同じリスクをキャロットで犯しているので、もう一方のクラブはじっくり選べるならそれに越したことはありません。暮れになれば、大分デビューまでもイメージが付きますしね。というわけで、12月でいいっすよw

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