BIGTIME?

 阪神新馬ダート1200mに出走したシルクビッグタイム。9馬身差の圧勝でした。

 この馬、デピュティミニスターDeputy Minister直子ってことで注目してたんですよね。父は28歳で、この馬は25歳の時の種付け、26歳時の産駒。こういった卓抜した種牡馬というのはミスプロ然り、高齢でも種付け能力の衰えが緩やかなモノですが、その中から走る産駒を出すのは更に一握り。フサイチペガサスFusaichi Pegasusミスプロ27歳時の産駒。パントレセレブルもヌレイエフNureyev27歳時の産駒。系統を作るような大種牡馬ってのはこういうモノでしょうね。

 デピュティミニスターの最後の「乾坤一擲」がシルクビッグタイムなのか、海外で走る馬なのか、今後も注目したいと思います。この馬は母父マイニングで、ゼンノロブロイ母のローミンレイチェルの全妹の子ってことで、血統的なポテンシャルもかなり(もっともマイニングは種牡馬としてもBMSとしてもロブロイオンリーって感じですけど)。久保田先生がどんな使い方するか楽しみです。

 しかしシルクは早田破産を経て、面白いクラブになってますよね。ぶっちゃけ外れが多すぎるのと、情報サービスが時代遅れなので一口クラブとしての魅力は感じませんが、こういうマル外が出てくるのは奥深い。ベニーザディップBenny the Dip産駒なんてのも居ましたよね。良いなあ。前から言ってますが、サウスに絶望した私の「マル外出資欲」を満たすクラブが現在ない状況。新しいクラブできないかなあ。まあ、新規で入るのはサウス、ウイン退会後なのでまだ先ですけど。

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