ビクトリーテツニーは出遅れ。最後方から道中追い上げるも最後は脚上がり５着。
まあ、前哨戦の２着でそこそこやれる期待はありましたが勝った馬はもう別格って感じだったようですからねえ（こっちはレース映像見たわけではないのでこんな書き方）。昨年のフラムドパシオンと比べると１ランク以上落ちるのは紛れもない事実。言うならガブリン級。しかし前哨戦から使うことでそこそこ戦える、というのは今後指標になるかもしれません。
勝ったのは、レースをやるまでもなく、という感じでエイジアティックボーイAsiatic Boy。この馬、現時点のインパクトは昨年のディスクリートキャットDiscreet Cat以上です。そのディスクリート以上に「中身の強さ」を感じた０３年勝ち馬ヴィクトリームーンVictory Moonと同じ、南アフリカ経由の馬。厩舎も同じ。そのヴィクトリーが58キロだったのに対し、エイジアの斤量は59キロ。今後大注目。アルゼンチンではチャンピオン級とは言えなかったこの馬。相当成長したのか、ドバイの水があったのか。とにかくマイク・ドゥコック調教師のこういう馬を見抜く慧眼には恐れ入ります。
