やっと買ってきた。

 発売日を過ぎたモノに関しては異常に腰の重い私ですが、昨年の11月にHIROさんにお奨めされた物をやっと買ってきましたよー。

 前からずっと見たかったんですけどね。どうにも、スポーツ映画って好きじゃないんですよ。スポーツはライブ&ノンフィクションという点に全ての醍醐味が集約されますので、脚本のあるモノ、フィクションはスポーツというエンタテイメントのカタルシスを表現し得ない、というのが私の考えです。

 それでもこの映画が気になっていたのは、モデルとも言える競走馬が我らがメテオグローリー様の父、Giant's Causewayの母Mariah's Stormであるということ。そしてアメリカ競馬が舞台であるということ。先ほど、スポーツとフィクションは融合し得ないと言いましたが、それを唯一超越するカタルシスを生み出すモノ(超ご都合主義的に)が「アメリカンドリーム」という単語で。最終的な落としどころにこれを持ってくることで、全ての矛盾点、安っぽさ、演劇臭さは解消されてしまうのです。日本ではあり得ないなあ。日本という国はスポーツノンフィクション・フィクションの大後進国ですからね。漫画の世界ではあんなに輝いているのに。あと20年くらいしたら「レッズ・ザ・ムービー」が出ることを祈る。ええと、さておき。そんなわけでちょっとちょっと期待していたところに、HIROさんのお奨めコメントが出た、と言うことで買ったわけです。

 私、映画は一人で見ない主義なので、次に誰か人が来た時に見ることにしますー。

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