サウスニア申し込み。

本日から先行受付開始につき、早速申し込みました。
公言通り、「Alisidoraアリシドーラ'04」「Rillsリルズ'04」の2頭。
アリシドーラはまず血統面。Rock of Gibraltarロックオブジブラルタルの初年度産駒に注目しており、どこのクラブでも募集掛かれば(社台以外)行こうと決めていたので。それが牡馬で、筋の通った牝系で、予測より遙かに安い価格(ここ重要。サウスでは初めてのことですからw)となれば、回避する理由無し。本当は2口でも行きたかったが、自分の中で一口預託厩舎としては「中の上」程度の評価である藤沢和雄厩舎というところで、馬の扱いなどに不安を感じ、一口にとどめた。今のところ馬から悪い印象も受けないけど、父父のDanehillデインヒルは意味不明(見るたびに違う印象になるコンニャクのような)種牡馬だったので油断は禁物。でもまあ、それも含め、ザロックを、一口を通じてあれこれ論評する「権利」を買ったと思えば、この値段は破格。あとは、頼むからちゃんとデビューさせて…。
リルズは兄のカーティスクリークが(当時まだサウスニア会員ではなかったが)非常に気になる馬で、デビュー後も注目していた。その妹、しかも父はマル外種牡馬としては自分の好みでベスト5に入るGrand Lodgeグランドロッジ。厩舎は信頼度高い森センセ。そうなれば「やや高いかな」と感じる価格以外に敬遠材料無し。カタログの写真、ムービーを見る限り、サウスの(自分が動きを見た)募集までは歴代トップのインパクトを感じもした(それまでの最高は現2歳のルクシオンとスルーザワールド)。兄の成績を超えるのは、そんなに高いハードルではないように思える。同父のシンボリグラン(余談だが馬体に惚れてPOG所有)より、好みでは上。柔らかさとスムーズさを感じる動きは絶品。あとは順調に上昇曲線を描けば(それが本当に難しいことなのは、競馬に触れる皆様ご承知の通り)。
まあ、とにかく今年のサウスは「この馬持ってないと後悔しそう」と思わせる馬が揃ってる印象。まんまと敵の術中に嵌っているのかもしれませんがw 質が上がっている、というのも明らかなように思える。例えば2年前に、メテオグローリーとエリンズフォレストを所有しに行った時は「高いし、何となく馬もインパクト不足だけど、この血統を一口で持てるのは幸せ」などと考えていた。それが、去年のフォルタレーザルクシオンの2頭は「これはPOGでも欲しい。かなり質が高くて安い」と思えたし、今年もその印象は継続中。バッシングが多いクラブで、一時期は危機的状況にあったように思えるが、今後、この路線を継続して、いずれ重賞に手が届けば、かつてのタイキ、ロードの路線を受け継ぐマル外優良クラブとして飛躍できそうな気配。
そのためにも厩舎への権力を強めて貰って、入厩先も含め、もう少し選択の自由を増やして欲しいというのは実情です。今年で言えば、Montjeuモンジュー、Sinndarシンダー、Fantastic Lightファンタスティックライトあたりはラインナップ可能だったのでは? 特に後者は日本でブレイクし掛かってるし。個人的に好きな、Fasliyevファスリエフ(この父、日本に全然入ってこない…初年度のフサイチジュノー以外の3頭は牝だし)、Awesome AgainオーサムアゲインSingspielシングスピールKingmamboキングマンボ(これは残念)あたり(先ほどのグランドロッジと合わせて自分の好きな世界種牡馬ベスト5)、MiswakiミスワキUnbridledアンブライドルドの肌あたりが募集掛かれば一口20万までなら黙って出すが。まあファスリエフミスワキ肌なら5万で行けると思うけどw
ともあれ、これでサウスは6頭。先行募集の人気見て、もう一頭行くかもしれないし、完全に中心クラブです。ガンバレ〜。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。