（名前の後ろは予想勝ち点。その後ろはチーム力をＳＳＳ〜Ｄで７段階評価）
◎フランス／７〜９／Ａ
▲韓国／２〜５／Ｃ
▲スイス／２〜５／Ｃ
△トーゴ／１〜４／Ｄ
フランスにとっては非常にラッキーなグループ。内弁慶な韓国、予選で手の内知れたスイス、アフリカ勢では与しやすいトーゴという相手。これで勝てないようでは、流石に９８年の優勝が泣く。ベテランを呼び戻したのも、将来的にはさておき現状は大きなプラス。監督の方向性の怪しさや、将来性の乏しさはあるが、まあ予選はノープロブレム。そこから先のみが問題。
韓国にとっても非常にラッキー。フランスはシード国ではイングランドと並び付け入る隙は大きいし、他の２チームもさして格上ではない。ラッキーか、政治力かはさておき、ラッキー。逆にこれで決勝Ｔ行けないようならばお先真っ暗。この辺でアウェイ恐怖症を払拭しておくチャンス。じゃないと、１０年後日本とイランの「アジア２強」を後目に、中国あたりと３番手争いをする可能性もある。２００２年以前のベテランと新世代の間が全く埋まっていないが、タレントは多い。ここをきっかけにもう一つ上のステップへ進める。そのためにも２００２年の「奇跡」は捨てて掛かることが寛容。アドフォカートがどれだけ国を正気に返らせることが出来るか。
スイスも突破の可能性十分。フランスに手の内を知り尽くされているが、それは逆も真なり。韓国も嘗めてかからなければ勝ち目の方が大きく、あとはトーゴの勢いにやられなければ。プラスαに乏しい感はあるが、若手の活きはいい。プレイオフでトルコを（色々ありつつ）ねじ伏せたのは伊達ではないところを見せて欲しい。
トーゴは、まあこの大会に到達できたことが既に成功で、選手にそれ以上のモチベーションがあるかどうか。相性的にもあまり良くない相手が揃った感じも。厳しい。
