ACL予選結果

 予選が終わり、突破した7チームが出そろいました。昨年優勝の全北を加え、8チームのトーナメントが9月から始まります。

 レッズ者としては、予選レベルが低く驚いた部分が強いのですが、東アジアは結果、1位になるべきチームが突破してきています(日本2・韓国1。中国勢が消えて本当に良かった)。対する西アジアは常連が軒並みこける意外な結果。私が応援していたアル・サッドもグリープ最下位という有様。エメよーJリーグ帰ってこいよー。

 川崎以外の6チームを。

グループA:早々に勝ち抜きを決めたアルワハッダ(UAE)。攻撃の中心はフランス人のBagayoko。元ニースのゴールハンターで、長身の万能選手。レッズDFにとってはかなり厳しい相手と言える。他はほとんど国内の選手で、オフィシャルHPにもほとんど情報無く、色々実体が知れない。だが総合すると4チームの中では一番与しやすいのではないかと思う。

グループB:1チームリタイアして、3チームの争いとなったグループ。サウジの名門アルヒラルが突破。アジア選手権時代のチャンピオンで、強力なFW、Rodrigo(ブラジル)を擁する攻撃的なチーム(オフィシャルHP)。舞台慣れというのは絶対的な武器になるはずで、試合下手のレッズにとってはワンマッチでもっともやりたくない相手。

グループC:最終節までもつれる争い。ネフカチ(ウズベク)との直接対決を制した、昨年の準優勝チーム、アルカラマ(シリア)が突破。中盤のシリア人、Mandoが主軸。こちらも昨年のけいけんはあるものの、アルヒラルよりはやりやすい相手ではないかと思う。ただ、昨年の決勝も2試合ではドロー(2−2)。実質優勝に等しい力を持っており、若手の底上げ顕著なシリアのクラブだけに、昨年より強くなっている可能性はある。

グループD:イランのセパハンが突破。アルメニア人GKPetrosyannを中心とした堅守のチームだが、アルイテハドとのアウェーゲームでは5−0という結果も残しており、爆発力もある。FW・Mohamad Salehiの攻撃力も脅威。一昨年、3年前のアジア王者アルイテハド、一昨年の2位アル亜inを倒してきたことからも、相当の戦闘力を備えていると思われる。アルヒラルと並んで、当たりたくない相手。

 いずれにせよ、中東勢とのアウェーゲームはしんどく、出来れば緒戦は東アジア勢と当たりたい。

グループG:城南一和が中国の山東魯能を逆転して突破。2004年の準優勝チーム。フランチャイズ移転前にはアジア選手権を制したこともある。ちなみに一和はメッコールの製造企業。かつて日本の海本や神戸で活躍中のパク・カンジョ、元神戸のキム・ドフンが所属したチームでもある。リーグでも目下首位。水原などの人気チームに選手を取られる立場でありながら、立派な成績。ほとんどの選手がここ2・3年でチームに加入した状態で、今が伸び盛りかもしれない。全北より怖い。

昨年優勝:全北現代。外弁慶な不思議チーム。リーグでは奮わず(現在5位)、アジアでは滅法強い。FWのStevica Risticが攻撃の核だが、Yeom Ki Hun、Choi Jin Cheulなどの代表選手、元代表選手のスターもいる、バランス良いチーム。昨年GLでガンバを倒してはいるものの、Jクラブにとっては比較的相性のいい相手に思える。後は、向こうの経験が自信になっている部分のアドバンテージ。

 東アジア勢って言っても韓国クラブ限定だからなあ。大変だ。

 また、組み合わせ決まったら、直接相手のチームを細かく〜。

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