ぱにぽには超微妙。

■アニメ。

珍しくちゃんと見てます。エヴァ以来か(凄すぎる)。ま〜、格別の期待を抱いてるわけじゃないけど、アニメにする意味がないと言うか、動いて声が付くことで原作の良さ、エッジが消えうせるのは切ないですね。ギャグ漫画は人によって読むテンポ、落ちの受け取り方など変化する。条理系の計算されたギャグ漫画ならともかく、吉田戦車以降の不条理ギャグは声、動画との相性は非常に悪い。自分の漫画のテンポと合わないから気持ち悪い。声優ファンじゃないから、声が付いても嬉しくない(ベッキーのだる声はGOOD。南条はNG)。微妙。


それでもそのうち面白くなるかもしれないので、見続けます。現状でも普通に面白いし。原作の2割くらい面白い。面白い。

■アナログ>デジタル

そもそも現代社会はデジタルに依存しすぎる。デジタルはアナログより「便利」なことは認める。けど、ほぼ全ての面でエンタテイメント性ではアナログメディアに劣る。動画より静止画の方が情報量は多い。動画は押し付けが強くて、自分で想像して遊ぶ余地に乏しい。押し付けられた過剰な情報は、受け手の許容幅を狭め、記号化された感情しか生み出さない。これだけホビー好きに関わらず、アニメというメディアをほぼ拒絶状態で大人になった自分は、アニメというメディアの楽しみ方が下手だ。出来の悪い連ドラのように、一週間末だけの内容がないことにストレスを感じ、止めてしまう。特になんの工夫もなく原作のストーリーを動かすアニメは最悪。見るに耐えぬ。その点ぱにぽには早々に程ほどに原作をなぞりつつ、違う方向性に走っているのは好感。一条さんのキャラを早々に破綻させているのも好感w 作画とかどうでも良いので世のアニメファンが気にする作画のばらつきは気にならんし。


まあ〜それにしてもアニメが漫画を超えることは(自分的には)あり得ないので、ちょっとしんどいですけど。小説のアニメ化は意味あると思うけど、何で漫画をアニメ化するんだろう。意味分からぬ。でもまあ、このくらい楽しめれば満足です。あずまんがは酷すぎて2話見ることが出来なかったからなあ〜。


それにしても、氷川さんの不思議な色センスをそのまま再現してるのは凄いなあ。絵面がうるさいことうるさいことw


てえか、次回予告の静止画が一番おもろいよね。全部これにしてくれんかな。

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