船橋行ってきました。


フォーヴィスムの出走する京成盃グランドマイラーズを観戦に、船橋へ突貫してきました。

船橋競馬場があるのは南船橋エリア。名前の通り、京成線が最寄りなのですが、乗り継ぎが悪いと時間が掛かるので、京葉線周りで、道中の舞浜界隈で魂を抜かれつつ、行ってきました。駅からはららぽーと行きの動く歩道で楽々でした。

この、場末の経営危ないテーマパークみたいなライトアップ、素敵です(褒め言葉)。いや実際、大井のイルミとかは過剰すぎて競馬の雰囲気だいぶ損ねてると思うんですよね。それで入りやすくなってる部分はあるでしょうけど、結局競馬そのもののプラスには繋がっていない気がするな。

パドックも良い感じ。船橋の馬は、この電飾に慣れてるんですかね? 初めて来る馬は戸惑ったりしないのだろうか。

フォーヴィスム登場。筋肉を全身に纏った重厚感ある馬体は、贔屓目抜きでこのクラスでも一枚上。中央重賞級と比較しても遜色ない身体。過去の自分の出資馬では、これに並ぶのはアンヴァルトくらいですかね。心配してた馬体重も僅かながらマイナスで、気合いの入った周回と合わせて臨戦態勢整った感じを受けました。

周回中の笑顔が印象的だった吉原騎手。これは完全に贔屓目ですが、彼もフォーヴィスムに乗るのを楽しみにしててくれたのかな、と感じました。

 

レースはまさかの好ダッシュから先手。コーナー前では他馬を待っていたようにも思いましたが、抜いてくれなかったのでそのまま。その後のコーナリングで少しバランス崩したように思えたのは、クラブコメントにある「他馬にこすられた」タイミングだったのでしょうか。勝負所でアランバローズに並ばれてもまだ余裕あるようには思えましたが、外に壁がある状況で膨らまないことに注力せざるを得ない分、加速を欠き、直線よく踏みとどまりましたが4着まででした。

 

結果論ですが、逃げるならもう少し離すかコーナーで馬体を合わせずに加速できるようにした方が良かったかもしれないし、もっと言えば下げてアランの外に付けるのがベターでした。でも、厳しい枠順でプランも含め最善は尽くしてくれたと思うので、文句ないです。そういう形でも掲示板には乗ってますしね。まだまだキャリア浅い馬。南関レベルで言えば5歳くらいの感じでしょう。先は明るいです。

 

最後に。船橋と言えば2階売店のモツ、ってことで煮込みとモツ串、豚串を堪能。煮込みは濃厚な味噌としっかり処理された各部位の食感が最高。正直、町中の専門店でもなかなか出会えないレベルです。串も美味しかった! 川崎のコロッケも大好きですが、純粋なレベルとしては船橋のモツは南関グルメの王者に認定したい。

今回はスタンドが改装中で非常に狭かったですが、地元の子らしき若者も多く来ていて、船橋=場末の競馬場といったコロナ前のイメージからは大きく変わっていました。スタンド出来上がったらまた行ってみたいな。次は舞浜を経由しないルートで行くけど(帰りの電車で夢の境界を見失った外人&若者集団に車両を占拠され、吐きそうになった)。

 

7日の船橋競馬では五分のスタートから押していき、先手を奪う形でレースを進める。好位で勝負どころを迎えるが、直線は伸び切れず4着まで。「ようやくフォーヴィスムに騎乗することができましたから、今回は何とか1番いい結果を出すことができればと考えていました。これまでの感触は初戦で騎乗した翼に確認していましたが、移籍後はスムーズな競馬ができていない印象でしたので、スタートを決めることができたら行こうと思っていました。ただ、肝心の序盤で隣へ来た馬にこすられてしまい、ハミを噛んでしまいました。スムーズな競馬はできましたが、思惑とは異なる形になってしまいましたね。それに加え、コーナーごとに外へ張る感じがありましたので、やはり理想は外枠だったのかもしれません。上手く力を出し切ることができず、申し訳ありません」(吉原騎手)「吉原には考えがあったようですが、ちょっと消化不良の競馬になってしまった感はありますね。間違いなく状態面は上向いてきていると見ていただけに残念でなりません。申し訳ありませんでした。試練の1枠とは思っていましたが、結果的にはその枠がポイントになってしまった印象です。吉原は右回りを試してみても良いかもしれないということでしたし、今後については様々な番組の中から判断させて頂ければと思います。重賞を勝てるだけの力を持った馬ですから、何とか近いうちにチャンスを掴めるよう取り組んでいくつもりです」(内田師)船橋競馬場へ舞台を移し、前進を期待したレースでしたが、消化不良の競馬となってしまった印象です。試行錯誤を凝らした一戦でしたが、結果的には外をスムーズに走れる形が理想なのかもしれません。ただ、今回も苦しい形の中で4着には粘っているので、改めての次回以降で巻き返しを見せてもらいたいと思います。昨年末から続戦してきていますので、今後についてはレース後の状態をしっかりチェックしてから判断していければと考えています。

 

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