そろそろ勝利を。

今週は先週スライドした2頭も出てきて3頭出し。まずはフォーヴィスム

 

25日は美浦南Wコースで追い切りました(85秒7-68秒0-53秒0-39秒1-12秒9)。「今朝はウッドチップコースにて後ろから追いかける内容にしています。終いの時計は目立つものではありませんでしたが、それは直線が凄い向かい風だったことに尽きますし、動き自体はしっかりしていたので何ら問題ありませんよ。見た目の手応えも良かったですし、本数を重ねつつ中身から状態が上向いてきていて、脚元が枯れてスッキリ見せているのもいい傾向ですね。あとは今回こそはスムーズに走って、結果を出したいです」(奥村武師)29日の東京競馬(4歳上2勝クラス・ダ1400m)に内田騎手で出走を予定しています。

 

近2走は完全にクラス突破の目処を立てた内容。特に前走は落馬していてもおかしくないような不利があっての2着で非常に悔しかった。今度こそ決めて欲しいと思いつつ、そういう悪条件跳ね返して勝つくらいでないと、層の厚いダート3勝クラスのマイルは通常しないと思うので、堂々と戦って欲しいです。

追記:1着。少し重そうではあるものの、見栄えのする馬体はこのクラスでは別格。レースは反応鈍いところをウチパクさんがしっかり促して、気を抜かせず直線へ。先に抜けた馬が楽な手応えで厳しいかと思ったが、最後ギリギリ差し切った。やはりこのコンビは合うし、前走の失敗を受けて、ここを落としたら後がなかったかもしれない騎手にとっても良かった。足元の不安がだいぶ解消されてきた今年は是非飛躍して欲しい。まずはレース後無事に。

 

次。デビュー戦のサヴァリア。

 

25日は美浦坂路で追い切りました(52秒5-38秒4-24秒9-12秒6)。26日は軽めの調整を行いました。「幸いにも飛節を中心に気になるところが目立ってくることはなかったので、今週の出走を前提に諸々調整していました。まずレースの条件ですが、動き的にはダートもアリかなと思うものの、初戦ですし、血統面や未知の可能性も含めてやはりまずは芝を軸に考えました。そして、マイル戦のほうでジョッキーを探し、津村が調整してくれることになりました。それに伴い、今週水曜日に行った追い切りにも彼に跨ってもらいました。追い切り前の角馬場では私が跨ってジックリ動かして状態の確認を行ったところ、いつもより体がムズムズしているというか、後肢を中心にしっくりこないような感じがするな…と思えました。その後に尻っぱねをしたのでやはりと思いましたね。何か調子が悪い、気になるというものよりは、グッと寒くなったことから来るかもしれないなと思えたんです。実際のところ動かしていくとスッキリとしてきたので問題ないかなと捉え、その後津村にバトンタッチして追い切ってもらいました。これまでの感触を彼に伝えて、前2頭を追いかける形を採ってもらったところ、最後にステッキが入っていましたね。率直な感想を聞いたところ“聞いた通りの感じでした。乗り味的には悪くないですし、折り合いもちょうどいい感じでしたが、聞いていた通り、最後の最後はモタモタしたので、動かしておいたほうがいいと感じて追いました”と言っていました。また、追ったからと言ってその分反応を見せるタイプではないのですが、背腰が甘い分動かしていくごとにじわじわと動いてくる感じの馬なので、いざ止めようと思ってもスッとは収まらないところがあって、今回の追い切りの止め際もそのような状況になっていました。ダートっぽいかも?と感じるところもわかると言っていましたが、芝はやめたほうがいいという意見でもなかったですね。カイバ食いは悪くなく、馬体重はようやく増えてきました。これまでは食べても食べなくても440キロ台で推移していたのが、今週は450キロに乗ってきましたからね。当該週の追い切りや輸送を踏まえると競馬のときはおそらく440キロ台になるでしょうが、まずまずかなと思える中でレースへ向かえそうなので、今後に向けていい走りを見せてもらえたらと思います」(小島師)28日の東京競馬(3歳新馬・芝1600m)に津村騎手で出走いたしいます。

 

初出走から文章バカ長いw 諸々お試しの雰囲気漂いますが、兄弟を見てもいきなりから動ける血統ではありますし、同じキャロの超高馬も出てきますし、津村君はリラックスして乗れそうですね。良いところあると良いな。

追記:7着でした。中団前目に付けて4コーナーでは勝ち負けあるかという手応えも、直線向いてやや窮屈になったところで走りが固くなり、ばらけてからまた追い込んだもののジリジリした進み。芝でもチャンスはありそうだが、陣営の見立て通りダートの方が向くというところだろう。まずは勝ち上がりを目指して頑張って欲しい。

 

最後にインゼルのシャーンゴッセ。

1月28日(土)東京・3歳未勝利(ダート1600m)に武豊騎手で出走予定しています。想定ではフルゲート16頭のところ本馬を含めて16頭が出走を表明しています。1月25日(水)は美浦・坂路コース併せ馬で追い切られ、4ハロンから53.3-38.6-25.0-12.1の時計を馬なりでマークし僚馬(古馬OP)と併入しています。

「今週もテイエムサウスダンと併せて追い切りました。先週に引き続いてサウスダンをアオる感じで良い動きでしたよ。3走目になりますがレースまでの過程も今までで一番良く感じます。ダートは合うと思いますよ。ただ初ダートになりますので揉まれないでスムーズなレースが理想ですね。期待しています」(蛯名正義調教師)

 

上記にもあるように、テイエムサウスダンの胸を借りて見所ある調教。ダートは明らかに合うでしょうし、個人的にも馬券で良く狙う初ダート馬の芝スタートコースで過去2走の経験が生きそうです。どうも鞍上にはデビュー戦とオストファーレンの乗り方で印象良くないですが、動けるようになった馬をロス無く乗る、という点においては未だにトップクラスの騎手。悪印象払拭する乗り方を期待したいです。

 

追記:5着。芝スタートも活かして先手を取ったが、ペースが落ち着きすぎ、最後の直線、武豊の最近のパターンであるため過ぎ展開になったこともあり、上がり勝負に.そうなるとこの馬は分が悪い。結果だけ見ればバテた、馬が弱かったと言うことも出来るけど、そう言う流れを作り出したのも鞍上な訳で、これはシンプルに馬の個性を掴み損ねたミス騎乗と言って良いと思う。悩ましい…。

 

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。