今週の一口出走馬

 ちょっと慌ただしいので手短に(※一段落したので加筆)。ビンテージチャートの除外は残念ですが、楽しみな競馬になります。まずは土曜朝のアイリッシュハープ。

25日は栗東坂路で追い切りました(51秒3−37秒5−25秒1−12秒9)。26日は軽めの調整を行いました。「水曜日は福永騎手に乗ってもらって坂路で追い切りました。体重の軽いジョッキーが乗ったこともあって、時計は出すぎたんじゃないかというぐらい出ましたね。一度使って良くなっている証拠でしょう。体も張りがあっていい状態ですし、使ってもカイバ喰いが落ちず雰囲気もいいですよ。前走の内容からもここは楽しみですね」(橋本助手)28日の阪神競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1400m)に福永騎手で出走いたします。

 調教の動きがかなり良くなったアイリッシュ。先述の通り、個人的にはダートでこそと思っておりますので、芝でそこそこ以上やれている現状はラッキーというか。雰囲気的にはピースエンブレムの2歳時みたいな感じでしょうか。何とか勝ち上がって、ノーチャンスになるまでは芝の路線にトライできると良いんですけどね。午前中は武豊福永祐一にお任せ。スタート次第か。

 土曜最終のレッドバビロン。

本日は引き運動の調整でした。追い切り後も変わりなく順調です。今週9月28日(土)の阪神12レース・芝1600に藤岡康騎手で出走が確定しています。昨日の追い切りの動きは良好で、相変わらず馬っぷりの良さが目を引きます。レースに行くと気難しい面を見せる同馬ではありますが、久々の芝のレースで前進を期待したいと思います。

 この馬は馬体を見ても牧場や厩舎の動き/コメントを見ても、こんなところでくすぶる感じはしない。気性面のスイッチが入りづらくなっているのと、角居厩舎の前向きじゃなさが問題ですね。今回も交流除外されてのここですし。東京馬に関しては試行錯誤と言うより行き当たりばったりな対応。色んな意味で相性良くないんでしょうね、やっぱり。ここも惨敗するようなら、出していただいて全然構わないんですけど。

 どこかで走ってくると思いますが、それが今回とはあまり思えず。芝への路線変更は良いショックになる可能性有りますが、加えて鞍上の一押しが欲しいところ。環境に恵まれたヌルジョッキーの代表格とも言える藤岡弟ではなあー。最近、角居厩舎(のクラブ馬)とちょっとパイプが出来つつあるようで、ますます「ムムム」…。まあ、何がきっかけになるか分かりませんし、少しは覇気のある騎乗をしてくれると良いですな。

 最後は日曜のフレデフォート。

25日は栗東坂路で追い切りました(54秒9−39秒6−25秒3−12秒2)。「先週が馬なりの時計でしたので、今朝は終い重点に反応を確かめるイメージでの追い切りを行っています。馬場整地直後の走りやすい時間帯でしたが、鞍上のゴーサインに瞬時に反応してラストは12秒2でした。休みを挟みつつもコンスタントに使ってきているので、ビシビシとやらなくてもいい状態をキープできていますね。前半も折り合いがついて力みなく走れていますし、いい状態でレースに臨めそうです。あとはペースが流れてこの馬向きの展開になってくれればいいですね」(安田師)29日の阪神競馬(道頓堀S・芝1200m)に北村友騎手で出走を予定しています。

 昇級初戦が予想以上に良い競馬。1000万勝った際に「上ではどうかなあ」と心配する向きに対し「この馬は流れ厳しい方が走りやすいので、準OPの競馬は楽になるのでは」とイメージ先行で話していた手前、ある程度立証されて安心しました。それにしてもあの馬場でやれたのは、馬自身がここへ来て成長しているのでしょうね。週末は天気持ちそうですし、期待できます。

 このクラスはどこでもメンバー揃いますが、一発あっても良い気配。とにかく流れ一つですが北村騎手とは手が合うところもありそうですし、良い競馬して欲しいですねー。

 そういえば今年のスプリンターズにはラッキーナインが来なくて残念です(今秋はオーストラリアへ行くみたいですね)。

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