悩ましいねぇ。

フォーヴィスムは6着。平均以下のスタートながら、武史らしいごり押しの先手で前へ。決してペースが速かったわけではないけど、結果として直線最内から先頭に立つ形も合わせなかったのか、最後止まって6着。

勿論後ろから言ってぶん回して足元に負荷掛けるような競馬よりは良いのですが、もう少しリラックスした競馬できれば勝ち負けできそうです。

 

5日の東京競馬では五分のスタートを押していき2番手につける。直線へ向き抜け出しを図ろうとするが、最後は苦しくなり6着。「調教の動きを見ていても充実してきていると思えましたから楽しみにしていたのですが、最後は少し止まってしまいましたね…。馬体重は増減なしでしたが少し重いのか、馬場がタフなのか、それとも出していった分力んでしまったことが影響しているような感じですね…。頑張ってはいるのですが、最後は余力がなくなっていましたし、いい結果とならず申し訳ありません。前半もう少し楽に入れるといいのでしょうけれど、何もしなければおそらくポジションが悪くなってしまうと考えられますし、そのあたりは慣らしながら力をつけていくしかないのかもしれませんね…。素質的にはこのクラスでもヒケを取らないと思っているので、脚元のこともありますし、大事に使いながら結果を出せるように持っていければと思っています」(奥村武師)前走は見事に巻き返して勝ち切ってくれましたし、力の差も見せてくれた内容から昇級戦となる今回でもそれなりにやれるのではないかと感じていました。中間の動きも良く、いきなりからやれてもいいと内心思っていましたが、さすがにそう甘くはなかったようです。それでも積極的に競馬を進めて押し切ろうかという走りを見せてくれましたので、このような経験を重ねていくことでこのクラスでも対等に戦っていけるようになるのではないかと思いますし、これからの走りに期待したいと思います。レース後の無事をまず確認してからになりますが、おそらく疲れも出るだろうと思えるレースでしたので、ケアの期間を設けてから次走へ向かっていくことになるではないかと考えています。

 

アシェットデセールは3着。そんなこともあり得るかな、とちょっと思ってましたが、好スタートから逃げを争う位置へ。鞍上も戸惑ったのか、一旦控えて先団イン。勝負所で話されそうになりつつも、懸命の叱咤で最後まで延ばして、3着は確保しました。

ああいうスタートが切れると分かっていれば立ち回りも色々考えられますが、過去のあまりに動かない競馬見てると、想定は難しいですよね。でも去勢効果、良い方向に出ています。今後が楽しみです。8歳ぐらいまで健康にバリバリ頑張って、1つ2つ勝てたら幸せ。

 

6日の小倉競馬では好スタートを切り、行く馬を行かせてさげて3番手のインを進む。2周目の向こう正面から鞍上の手が動き出すが、最後までしぶとく脚を使い3着。「着順的には上げられたので良かったとは言えるのですが、勝ち切れる可能性がなかったわけでもなかったので、悩ましいところですね。ジョッキーも我々もスタートをあれだけ出ると思ってなかったのでびっくりしましたが、そのスタートだった分、行けていたらどうだったかなとも思いますよね。ただ、行っていたらハナを主張され2頭できついペースになっていたかもしれないだけに、答えはわかりません。それでも、勝ち切るためには…と思うと考えさせられるところはありますよね…。また、本来はあまりスタートを出ていくタイプではないから、そうなると違った位置からの積極的な作戦も必要になるのかなと思うんです。そのあたりは今後レースへ向かっていく際にまた考えていきたいですね。今日は内にモタれるようなところもあったようなのですが、ハミ受けの問題というよりは気持ちの面がそうさせたようなんです。そのあたりのことも含めてレース後の状態をよく見てからこの後のことを考えていければと思っています」(小島師)前走は去勢明け初戦ということもあったか動ききれずに終わってしまいましたが、今回はスタートから前進気勢があるように感じられました。勝負どころでは相変わらずの渋さでしたが、そこで鞍上が気持ちを切らさず動かしてくれたこともあって最後までしぶとく脚を使ってくれました。少し離れたとはいえ3着に好走できたことは今後に自信になりますし、これからも良さを発揮してまずは2勝目を挙げてくれればと思っています。連戦した後なので、この後については慎重に確認して判断していきます。

 

 

 

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