惜しいなあ!

 レイズアスピリットは新潟7Rに出走、2着。

 正直、ここはメンバー的にもワンチャン有りと見ていました。レースはやや遅めのスタートからインでじっとする展開。3コーナーから徐々に動き出し、直線も最内。そこから鋭く伸びてきたものの、ややもたれるような所もあり、先に抜け出した勝ち馬に僅か届きませんでした。


 出来れば新潟の内に勝ち上がっておきたかったですが、完全な前残りの競馬を差し込んできた脚はメンバー1とは言えそう。ローカルの中距離である程度ばらける展開と注文付きつつも勝ち負けする力があることが再確認できて良かったです。次は福島かなあ。本当に良くなるのは古馬になってからだとは思いますが、何とか年内に2勝目を。

28日の新潟競馬では中団の内々でじっくり溜めて進め、直線内に潜りこんで差を詰めてきたが2着。「馬場入り前に鞍を置き直すことこそありましたが、リズムを乱さないように気を付けていきました。出たところで折り合いに専念するように運んで、後半勝負にかけました。調教師から内を突いてもいいという話をもらっていたし、狙っていったんですが、しっかりと走りきれなかったのがもったいなかったです。ただ、この条件でじっくり進めて差を詰めてくるというスタイルで上位に来れています。勝ちを欲していただけに悔しいですが、今後がまた楽しみですね」(エスポジート騎手)「鞍の位置がマリオ好みでなかったのか地下馬道で装鞍をしなおすアクシデントはありましたが、それとは別に今日は入りすぎているくらい気合いが乗っていたんです。最初の装鞍から大変ではあったのですが、レースの進め方はひとつ。それこそ今回の精神状態で色気を持って出していこうとするならば引っ掛かる可能性があるので、出たところでジッと進めてほしいという話をしたんです。また、道悪もそこまで苦にしないので、他がみんな外を狙って行くくらいならば最内をついても構わないという指示も出していたんです。レースはちょっと気が入っていたかもしれませんがリズムは良くて、直線も力が入りましたよね。作戦がハマったと思ったのですが、あと少しのところでした。残念。ただ、このクラスでも段々と安定して走れるようになり、力をつけてきています。勝てることはもちろんいいことなのですが、いきなりポンとクラスが上がるより、現級で経験を重ねつつ力をつけていけるほうが粗削りな面が多いこの馬にとっていいのかもしれませんから、この敗戦でガックリ肩を落とすのではなく今後に向けていい一戦だったと捉えていけるようにしたいですね。このあとは放牧に出して気持ちをいったんリセットしてからまた次を考えていきたいと思います」(上原師)環境の変化に多少敏感なタイプではありますが、経験を重ねながら精神面の成長を促していけるように意識しつつ調整を進め、今回のレースにも向かうようにしました。気合い乗りもよく、悪くない状態で送り出せましたし、いい競馬を見せてくれればと思っていたところ、あと少しのところまで詰め寄る走りを見せてくれました。展開などの助けも必要なのかもしれませんが、厳しい流れの中で自分のスタイルで挑んで好走できたことは今後に向けて自信になります。再度環境を変えてリフレッシュを図ったうえで次走へ臨む予定ですが、またいい競馬を見せてくれることを期待したいと思います。

 馬場入り遅れたのはそんなことがあったからなのね。気性面の成長が待たれますなあ。

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