去勢明け&ミルコ&距離?

アシェットデセールが去勢開けの初出走。

 

10日に栗東トレセンへ移動しました。12日は軽めの調整を行いました。13日は栗東坂路で追い切りました(59秒0-44秒0-28秒7-13秒9)。「帰厩後動かしてきた中で、僕の感触と助手との感覚に少しギャップがあったのでそのあたりの確認をしつつ、それにプラスして小倉へ直行すべきか、間を挟むかを探るように調整を進めていました。間を挟むにはそれなりに動ける状態にもしておかなければいけないので、そのことも念頭に置いて進めてきたところ、ギャップもなくなってきて、動きもまずまず。いずれにせよレース前に栗東へ連れていこうと思っていたので、栗東へ行く予定の助手にも数回乗せたところ、中京でも行けそうではないかという感触になってきましたので、10日に栗東へ動かしました。アシェットにとっては初めての栗東になるので慎重に探らせていたところ、到着後はカイバを少しだけ残したものの、その後はドシッとして落ち着いているということで、今朝軽く時計を出しました。初坂路なのでいきなりしっかりやりすぎるのは良くありませんが、やらなさ過ぎてもダメ。そういった思惑を持ちつつも、スタッフには15-15でいいよと言っておいたんです。これまで栗東へ連れて行った馬の中で、このくらいを指示したところ馬が対応しきれず大きく遅くなってしまうことも時々あったものですから、そうなるとさすがにゴーサインを出せませんので、どういった様子で、なおかつ、どのくらいで上がってくることができるかをしっかりと確認してから出走させるか決めたいと思っていたところ、見本のような形でラップを徐々に上げられていましたし、走りも悪くなかったようですね。これならば中京を挟んでもいいと判断しました。また、想定で状況を確認してもフルゲート割れ、しかもメンバー構成もかなり魅力的に思えたので、今週のレースへ向かうことにしました。以前乗ってまずまずのレースをしてくれたミルコが空いていましたので彼にお願いしています。ガツガツとハミを取ってくるまでにはなっていないものの、去勢したことである意味普通の馬っぽい感じにもなっていて1800mでもやれるのではないかという期待感もありますから、今後につながる良い走りを見せてもらえたらと思っています」(小島師)16日の中京競馬(4歳上1勝クラス・ダ1800m)にM.デムーロ騎手で出走いたします。

 

クラブの更新にもあったように本命は次の小倉長距離戦で、ここは叩き台という感じですが、去勢効果でどうなるかという部分も含め、楽しみ。ミルコには合う馬ですし、10頭の少頭数で事故が少なさそう。3走前乗って貰った時よりついて行ければ面白いですね。2022年の初陣。頑張ってほしいものです。

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