やむなし。

「中間に熱発はあったものの治まってからは問題なく調整できていましたし、悪くない状態で送り出せたと思います。競馬場は違えど左回りの1400mは2走前の東京で良さを見せてくれたので、今回も上手く折り合いをつけつつ流れに乗って結果につなげてほしいと見ていました。それがサフィロスらしい前向きさが見られず、ジョッキーによれば多少促す必要もあったとのこと。コントロールが利くことは良いことですが、その分、終いにかけて脚を使えないといけませんね…。ジョッキーから息遣いの指摘はなかったものの、内面や精神的に苦しいところがあって、動き切れなかったのでしょうか…。何とか勝利につなげたいとここまで取り組ませていただいたのですが、結果を出せず悔しいです。申し訳ありませんでした」(手塚師)古馬とのオープンクラスでの戦いは簡単ではありませんでしたが、1000万条件へクラスが変わってから何とか勝利を重ねて最上位クラスへと返り咲きたいと考えていました。しかしながら、同クラスでも入着することはあっても勝ち負けに加われていないのが現状です。体質的に数を使いにくく、時間をかけても変わり身を引き出せていないことやその内容を踏まえて関係者間で協議を行った結果、ここで現役続行を断念することとなりました。会員様には誠に残念なことと存じますが、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されています会員の方へは、追って書面をもってご案内いたします。

 最近のキャロットではトップクラスに「こんなはずじゃない」キャリアでしたね。京王杯まではどれだけ明るい未来が広がっていることかと思いましたが…。

 仕方ないトラブルもありましたが、半分くらいは人災由来だった気もします。そこはクラブ、牧場サイドとして大いに今後に活かして欲しいです。一先ず、私の中ではこの厩舎は活かす材料ないし伸びしろも見えないので終了で。状況に応じて場当たりかつ中庸に進めていくだけで、臨機応変さや熱量はほとんど感じませんでした。

 熱量がないのは人のこと言えずで。いよいよ現役馬の整理も進んできて、先が見えているのは2歳除けばレプランシュとコンダクトレスくらい。募集掛かるまでに何か起爆剤かよほどビビッとくる馬がいなければ、今期はスルーか×もらいで結論先送りかな。馬が走ると、勝っても負けても楽しいんですけど、やっぱり人への不満が募りすぎていかんわ。少なくとも、今後は厩舎チャレンジや開拓はもうしない。ここなら仕方ないという厩舎に本気で欲しい馬が入った時だけ、検討します。2歳で出資した厩舎には楽しみあるんで、早く軌道に乗って欲しいなあ。

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