まずまずでしょう。

 シュメッターリングのデビュー戦は3着でした。

 パドックでは隣のナベヒロ馬が抜群に良く、シュメッターはその次という感じ。オッズからも一騎打ちムードでどんな競馬になるかと期待しました。レースは好スタートから逃げた相手に対し、こちらは平均的に出て押して先団後ろ。遅いペースの中良い位置に付けて、これはと思いましたが、3コーナーで仕掛けを待ったことで外から被せられて、4コーナーは出す場所無し。直線向いても暫く進路を探している間に逃げ馬が悠々のリード。最後はインからぐいっと伸びて3着確保が精一杯でした。

 勿体ない競馬でしたね。明らかに一番強い相手が逃げてるのだからもう少し早めに仕掛けて欲しかったですし、そうすれば勝ち負けに持ち込めた〜少なくとも2着は確保してたでしょう。それでもまあ、デビュー戦6分くらいからという仕上げで無様な競馬にはならなかったことで安心。いかにも中距離ダートは合いそうだし、勝ち上がりは問題無さそうですが、早めに決めて欲しいですね。

21日の中山競馬では道中中団でジックリと脚を溜めるが、勝負どころで前が壁になってスムーズに追えず3着まで。「ペースが遅かったのもありますが、勝負どころで密集してスペースがありませんでした。最後まで脚を使っているだけに勿体ない競馬になってしまいました。走る馬だと思いますし、悔しいです。申し訳ありませんでした」(ルメール騎手)「勝負どころから直線にかけてなかなかバラけず、まわりの馬の動きを見ながらスペースを探る形になったのは痛かったですね。ようやく最後に開けて脚を使ってくれたものの、スムーズに追えなかった分、勝ち馬に迫れませんでした。ジョッキーは上手く捌けなかったと非常に悔しがっていましたし、勝てなかったのはこちらとしても悔しく申し訳ない気持ちですが、砂を被ったり揉まれたりしながら走りが極端に乱れることはなく、追われてからはジリジリながら伸びて来ているように良さも見せてくれました。さすがに初めての競馬の影響か装鞍の時はキョロキョロ周りを気にしてして、パドックでは逆にシュンとしたのかおとなしいくらいで若さを感じたものの、そのあたりは経験を積んでいけば問題ないでしょうから、またこれから人馬共に頑張っていきたいです。権利を獲ったのでこのまま使わせていただく考えもありますが、そうは言っても幼さが残る現状から短期間でも放牧を挟んであげた方が馬にとっては楽かなと思う面もあります。まずはトレセンでしっかりと状態を確認してからどうするか判断していきます」(小笠師)勝負どころで囲まれて動くに動けず、結果的には脚を余す格好になったのは悔しい限りですが、スムーズさを欠きながらも終いはしっかりと伸びて来てくれました。今日の一戦を経てまた動けるようになってくれるでしょうし、次走でのさらなる前進に期待したいものです。この後はレース後の状態を見てから続戦できるか、短期間でもリフレッシュ期間を設けるか判断していきます。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。