夢は豊で凱旋門。

 仕事で一山当てて馬主になったら武豊新馬乗って貰うんだ。私にもそんなこと考えていた日もありました。今じゃささやかに一口楽しむ小市民ですが。

 昨年、サラフィナ・コケレールと億越えのディープ2頭を落札して話題になった(株)キーファーズ。今年のセレクトでもディープ牡馬を2億で落札。オーナーの松島さんは自動車の輸出入業をされている方のようですね。パチ屋やIT系がこういう買い方するのは結構最近慣れてきましたが、ちょっと毛色が違う。そして何よりこの人が面白いのが並々ならぬ武豊愛。

 昨年、サラフィナでも飛び出した「武豊凱旋門」発言が、今年のインタビューでも出ていました。我々、武豊リスペクト世代(30代40代の競馬ファン)からすると、こういう馬主さんの存在は嬉しくなりますね。実際、ちゃんと有言実行もしていて、こちらのnetkeibaオーナー成績見たら一目瞭然。ここまで29回走って23回が武豊。彼が乗れない場合は基本、弟の幸四郎。先週の競馬で藤岡兄がユイマールに騎乗して業界(?)がざわつきましたが、とにかく徹底しています。

 あれですね、武豊に対するリスペクトもですが、京都でやってる会社さんみたいなので、馬主取得前からの知り合いだった線ですかね。というか、武豊きっかけで馬主になったのかも。サイト見ると、世代的にも近そうですし。ともかく、こういう馬主さんはバンバン応援したくなります。あとはもうちょっと良い厩舎に入れられると良いんですけど。その意味で、今年の2歳ユイフィーユ(池江厩舎)は注目ですねー。

 そういえば、金子オーナーは相変わらずモンローブロンドの子などゆかりの血統を落としていて流石ですね。しかもそれらがまた走るからなあ。で、気になったのがこの馬。お母さんはキャロ募集馬で未出走(ファンド中止)でしたが、生まれた子は全部勝ち上がってます。そこへ満を持しての金子馬。そもそも母はド金子配合(なにそれ)ですし。どんな馬になるか楽しみだわー。

 そして半弟は7700万で落札。落としたのはヒシの3代目さんですか。これを受けて「ディーパワンサ超お買い得だった!」という論法も成り立ちますが、ミッキーアイル筆頭に億前後でバンバン取引される兄弟の姉を1口5万で持っていた私はスンとしたもんですw まあ、せいぜいどれだけ期待度低かったかのバロメーターになるくらいですよね、そんな数字…。

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