リストアップ&コメント

 本年度のリストアップしました。こちら。ドラ3と既出走馬以外は母名しか入っていませんが、ご自分の指名馬ご確認いただけましたら。繰り返しになりますが、有馬枠・G1枠の初回設定期限は今週金曜日です。以降の枠指定はルールに則ったポイント減算対象となりますのでご注意ください。

 あと例年通りではありますが、今週から2世代分の集計作業が発生するので、3歳世代に関してはポイントに影響のある結果のみ更新しています。2世代の競争結果入力するの、軽く30分以上掛かるので、ご容赦をば。

 以下、私の本年度指名馬コメントです。



 昨年はやり過ぎた。そろそろ非ノーザンの巻き返し時期とみたのは大正解だったけど、只でさえそこで無理目に絞ってるんだから、その上人気馬を避けるなんて愚を犯すのではなかった。あの路線継続は無理。

 今年は結構ガラッと方向転換。例年、50〜100頭のリストを作った後、媒体で露出度をチェック、POG関係各所で人気をチェックして、上位に来そうな馬は競合を避けるべく敬遠していた。ただ昨今の当たりはその人気サイドが大半(あとは完全にリスト外)なのと、保護血統をフレッシュにする必要を感じたのでそこを重点的に。昨年までは、なんならその年の活躍より、下を選び放題であることに重きを置いていた。まあ、保護ルールを使って牡牝の三冠馬を指名した栄誉に自縄自縛されている感は明らか。でもそろそろ忘れることに。


■1位:オーサムフェザー
そんなわけで自分らしくない人気どころ、かつフレッシュなところからピックアップ。友道厩舎なら1位競合はしないだろうという読み。一口ではNG厩舎だけどPOGだと結構相性良いんですよね。超高額馬だけど、ありがちなセールがピーク、かつそこまで戻ってきていない感じ(を無理に褒めてる感じ)ではなく、各所からここへ来ての成長を素直に褒められているところに好感。馬主はちょっと心配だけど、金子さんがアンダービダーという所が安心材料か。有馬&皐月枠。

■2位:アイランドファッション
これも新規で。と言いつつ上の全兄2頭が結果出ていないのと、マッチさんの保護なので悩んだ。指名の決め手は早々にゲート受かって放牧出たことと、1年間が空いた産駒なのでフレッシュ感に期待した。堀サトノは三振かホームラン。まあドラ3はそれでいいのかなと。マッチさんは保護血統の質が高いので漏れるかなと期待。例年、ドラ3は全参加者の指名をシミュレートするのですが、マッチさんはシユーマ、クロウキャニオン、ミスパスカリのうち2頭は保護するだろうと。ならアイランドは来ない可能性に賭けました。上手く行って良かった。だから走るってワケじゃないんですけどね。有馬枠。

■3位:シルヴァースカヤ
保護。実質ドラ1で今年一番欲しかったディープ。シルバーステートは厩舎で敬遠したわけですが、あの馬の時より雰囲気は上に思えます。それで角居厩舎なら行かない手は無し。バローズもそろそろクラシックかなと。あとはこの馬が空港なので上2頭は早来から選ぼうってのもありました。今や空港も大本営の貫禄ですけど、やっぱり信頼度で行くと個人的には早来。馬の質と言うより、人のコメントというか、誠実さみたいな部分なんですけど。一口でもそれは常々感じます。空港のコメントっていまいち血が通ってないというか。ビジネスライクな感じ。私の先入観でしょうが。さておき、今年一番楽しみな馬です。有馬&ダービー枠。

×4位:スターアイル
取れなかったかあ…。この馬は今年の個人的牝馬一番馬で、ドラ1まで考えたんですよね。で、前述シミュレートをした際にドゥトラさんの選ぶ馬はリッスンとスターアイル。あとはたぶん新規かアヴェンチュラだろうなと。まさかスターアイルが外れるとは。それで急遽4位に入れましたが……取れなかったかあ…。これは走る気しかしませんね。G1となると、勝負仕上げの出来ない厩舎なので馬の底力頼みな感はありますが、低く見積もってトライアル含む重賞の2つくらいは見えるんじゃないでしょうか。勿論上手く行けばクラシック。羨ましい。

■4位:ランニングボブキャッツ
この馬は本当は8位くらいの予定だったんですけど、今週デビュー、かつ調教がかなり動いている。鞍上デムーロ。これは7・8位競合コースだなと見てここへ。それは正解でしたけど、果たしてそこまでして取る馬だったか。デビュー戦はともかく、先々を考えると、交流競走の使い方が壊滅的に下手な調教師で、心許ないのですよね。まあ、後は金子力に賭ける! 朝日杯&全日本枠で。動向見つつ、どちらかは他の馬に。
追記:デビュー戦は2着。行き脚付かず大外ぶん回してなので、まあ、負けて強というか芝でも目処付く感じでしょうか。でも塩漬けされそうだなあ…。

■5位:Sasuela
これも7位くらい予定だったんですけど、スターアイルを4位に置いた関係で他のディープ牝馬を下げてここへ。テソーロの了徳寺さんでドイツ牝系。去年フランケルで素直に良いと思ったソウルスターリングを何故か避けてしまったので今年は素直に振りに行きました。厩舎もあるんでもうちょっとしたでも良かった気がしたのですが、結果ギリギリでしたね。危ない危ない。桜花賞枠。

■6位:ハウオリ
当初、牝馬の1位候補かつ保護予定だったんですけど、あまりにも情報が乏しい。金子さん血統はこういうことがあるからな。ハナレイムーンは馬格がなくて苦労していますが能力は高い。兄キロハナは言うまでも無し。まともならの気持ち。オークス枠。

■7位:ドバウィハイツ
石坂厩舎の牝馬はどうも歯車が噛み合わないケース多く。噛み合うといきなり最低重賞級なんですけどね。そういう意味でハーツ→キンカメも高野厩舎も良さそう。あと保護のことは余り気にしないと言っておきつつ、来年のディープ牡馬も結構楽しみです。Sasuelaより順調なようなら桜をこっちに移す。

■8位:ミスアンコール
この母の子はブレイク待ちって感じなんですけど、どうにも馬体が小さかったりどこか弱かったり。この馬も440前後でもうワンパンチ足りない印象。それでも仕上がりは順調でデビューの目処も立っているし、完全スルーもな、と悩んだ結果の微妙な順位付け。まあ、取れて嬉しいです。個人的には馬本位というより風任せな感じのハギーから友道さんはプラスの印象。特にこのオーナーなら。案外ドラ3より稼いだりして。

■9位:ワイルドラズベリー
ここまで大物候補ばっかりだったので堅実そうなところで安田さんべた褒めのカナロアを。個人的に距離持つ持つ言われるのはプラスには感じないんですが、まあ牡馬だと1400以下で走るところほとんど無いですからね。去年のディバインコードみたいになってくれれば良いな。NHK枠で。

■10位:ルミナスポイント
こっちは安田さんのカナロア牝馬。どっちか走りそうなのでセットで。ジューヌエコールの下ですしね。デビューさえ間に合えば阪神に顔は出すんじゃないかな。そんなわけで阪神枠。

■11位:Mo Chuisle
ここから完全に趣味枠。ランニングボブキャッツがダート見向きもしない悲しみを背負った際に備えてダート馬を手厚く。中でもこの馬は一番デビューが早そうなのと、陣営がエーデルワイス狙いでぶれなさそうなので早期要員も兼ねて。あわよくば函館2歳も。また馬名もスピードありそうで良いじゃないですか。こういう所に人の思いは出るし、それは馬に伝わる(と言うか馬の使い方に影響する)よね。

■12位:ジンジャーミスト
趣味枠2。と言いつつジンジャーパンチの血統で、オーナーは馬場さん。父ゴルア。馬名グーテンターク(ドイツ語でモーニン)と色々出来過ぎな感じ。情報乏しいしどんなものかなと思いつつ、プロフィールだけでワンチャン狙えるから競合の可能性を危惧して2番目にしました。杞憂でしたが。デビューも早そうだし。一応JDD枠で。

■13位:セクシーザムライ
POGではドノーマークの血統ですが、上がダートのOP級でこの馬も父エンパイアメーカー。ブレのないダート馬って感じでデビューさえ遅れなければ順当に上級条件馬になりそう。JDD枠をジンジャーとここで悩む。デビュー見えたら。

■14位:Home From Oz
もういっちょダートの大物候補。Tapitの甥でエーシンゴールドの弟で父アニマルキングダム。半姉のエイシンヒマワリも無事ならダートで上に行っただろうし、ポテンシャルは確か。これもデビュー時期だけだな。

×15位:ルシュクル/アドマイヤテンバ
まあこの2頭は取れると思ってたわけではなく、ワンチャン誰も指名しなかったらってことで。どちらもとても楽しみな馬ですよね。

■15位:アドマイヤセラヴィ
全兄はキャロ募集馬、かつ最優先で外れ。その馬と比べてもこちらの方が雲泥で良い馬。問題は厩舎と馬主…まあこの順位なら順調さ欠いたら入れ替えれば良いし、良い指名でした。

×16位以下の指名馬
20位は元出資馬の子供。まさかテソーロになって帰ってくるとはなあw 新馬の圧勝だけだったけど、言うてもデインヒル×カーリアンという血統だし、父はダンチヒ系気鋭の種牡馬で英インターナショナルS勝ってBCクラシックでも僅差の3着。一口で募集かかったら買いたいくらいだ。ドナウブルーは将来の保護血統とも思ったけど、初子にしては大きすぎるし、ジェンティル共々厩舎の縛りがある。チリエージェは何となくキタサンブラック風味。

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