クイーンCと共同通信杯

 共同通信杯は、正直ハートレー負けると思ってましたが、全然でしたね。まあ、特殊なレースと見ることは出来そうですが、他の上位陣はともかく、勝ったディーマジェスティは今後のクラシック路線でも軽視禁物かなと。確実に、実力、実績以上に人気落としそうなタイプでもありますし。両クラシック、どっちかで2着に来そうな気がするー。人気2頭は本番で気楽に乗ったら、まだ怖いな。

 牡馬戦線は2歳戦線+きさらぎ賞勝ち馬、という構図に弥生賞がどう影響するか待機、といったところですが(私は今日の競馬で改めて、朝日杯の2頭+サトノに割って入る素質馬は今のところ居なさそうかな、という印象)、牝馬戦線。昨日のクイーンCを見て評価を大きく変えた人が多そうですね。

 確かにインパクト有るパフォーマンスでしたが、よく言って2歳牝馬路線の延長戦、悪く言えば500万クラスの競馬にまがりなりにもG1馬入ったらそりゃそうなるわ、という結果で、時計を別にすれば私の中では評価は変わらず。こちらも、チューリップ賞組がクラシックの核になるだろうという見立てです。馬券的なことで行けば、チューリップ賞は地味な結果に終わって、2歳王者にオークスまで人気を引きつけて欲しいところですが、どうなるかな。時計に関しては、相手がもう少し骨があればルメールも競馬ぶり変わってきたでしょうし、府中のマイルで1分32秒台なんてそれこそマイルカップでは掃いて捨てるほど出ますしね。阪神マイルで33秒台出したら、評価改めます。

 2歳時も言いましたが、別にメジャーエンブレムを弱いと思ってるわけじゃないんですよ。ましてルメールでクラシックへ向かうとなっては軽視できませんし。桜花賞でも馬券は買うつもりです。ただ、これも2歳時から言っているように、ダイワメジャーがリードし続ける世代レベルというのは悲しみを感じますし、そこへ食らいついてくる馬はこれから続々出てくるし、ディープ産駒はそういう喧噪を軽く飛び越えていくだろうな、と。そういう観点で、人気とのバランスを考えたら到底軸にはしたくない馬なので、勝負付けの済んでいない組がこれから輝きを放って、良いクラシックにしてくれることを願うばかり。2勝している馬は勿論ですが、1勝馬も足踏みさえしなければ、まだ桜が見えてます。3月が楽しみですねえ。

 あー…、とりあえずメジャーエンブレムがマイルカップに来ないように「あの馬はオークスでこそ真価を発揮しそう」と言っておこうかなw

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