残念です。

27日の名古屋競馬ではスタート後に気合をつけて2番手を追走。4コーナーでは先頭に立つものの直線は伸びきれず2着。「今日は外枠からの発走でスムーズにいい位置を取ることができましたし、道中も実にスムーズに追走することができました。逃げた馬にプレッシャーをかけることができたように展開も申し分なかったですし、勝負どころでの手応えも十分で完全に勝ちパターンだと思っていたのですが・・・。アタマかクビぐらい前に出たところで馬が自らブレーキをかけてしまい、逃げた馬を交わすことができませんでした。相手が伸びているわけではないので、ここはきっちり勝利してほしかったというのが本音です。緩い部分はあっても素質にはいいものを感じることができましたし、何とかいい形でお戻しできればと思っていましたが・・・。いい結果とならずに大変申し訳ありません」(角田輝師)名古屋・角田輝也厩舎へ転厩した上でここまで中央への再転入を目指して参りましたが、勝利を掴むことはできませんでした。3戦連続2着と着順的には悪いものではありませんが、相手関係に恵まれた中でも勝ち切るまでには至らず、仮にこのあと中央再転入の要件を満たしたとしても、トモの緩さも相まって中央500万クラスでは苦戦を強いられる可能性は高いと言わざるを得ません。現状のままでは出資されている会員様のご負担だけが増すことが予想されるため、角田輝也調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、近日中に競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されています会員の方へは、追って書面をもってご案内いたします。

 芝では十二分に通用したと思いますけど、デビューがあそこまで遅れてしまったのが全ての誤算でしたね。今のキャロで、これ以上時間を掛けてくれと言うのは贅沢な願いかも知れません…。それくらい今日の負け方にはガッカリしましたし、こうなるんじゃないかとも思いましたので、ショックは驚くほどありませんでした。角田厩舎も、良くこの間隔で3戦使ってくれました。

 中央の厩舎に思うところがある出資者さんも多いとは思いますが、私的にはしがらきですね。更に言えばしがらきと厩舎のディスコミュニケーションなんですけど。キャロ馬は、案外そこで失敗する厩舎が目立つ。つまり関西馬関東馬より「タラレバ」を残したままモヤモヤするストレスを抱えやすいと言えます。個人的には、仮に関西に5割良い馬が入ってても、地元じゃない(観戦しづらい)ってのと、牧場面で割と相殺されてしまいます。自分が関東馬と相性悪くないってのもあるんですが、今後、関西馬は今まで以上に対牧場能力の部分は吟味しないとだなあ(まあ、関東でも使う厩舎あるんだけど)。

 まあなんにせよ、お疲れ様でした。悔いは残りますが未練は残りません。

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