光明再び。

 フレデフォートは小倉最終Rに出走して3着。パドックでは明らかに余裕残しで、見栄えのしない感じ。抜群のスタートを切ると3番手に控え、直線そのまま前へ向くと勝ち馬の末脚には及ばなかったものの、後ろには抜かせず3着でした。

 勝ったときの競馬に雰囲気近かったんで、一瞬力が入りましたが、前2頭はこのクラス上位でしたね。それでもこの馬も、直線1000を二度使ったことで、競馬振りが変わってきました。漸く、調教の良さが競馬に結びついてきたかも知れません。今までは洋芝(北海道)、新潟直線と出走条件の狭いところでしか結果出ていませんでしたが、ここ小倉1200で時計速い中、良い競馬したことで、今後には光明を見いだせる内容だったんじゃないでしょうか。何とか1つ勝ちたいですね〜。

28日の小倉競馬では3着。「返し馬のときに荒れたところを通してみたところ脚を取られていたので内には入れないで運ぼうと決めていました。イメージ的には8レースのアイビーフォールドのようなレースを考えていたのですが、スタートを出ちゃいましたね。ただ、あそこまできれいに出たのだから変に引っ張ってもいけないのであの位置でじっくり進めることにしました。ピュッと脚を使うタイプではないようで追ってからの伸びはもうひとつでしたが最後までしぶとく粘っていますし、えらい馬です。条件がつくかもしれませんが、今日のようなスムーズな競馬を安定してできるようになればチャンスも来るはずです」(北村友騎手)

 気の利いたコメント! 私も、アイビーフォールドのレースを見て、「こういう競馬になるんだろうなあ」とイメージしていました。それでもう少し前へ行ければいいなあ、とも。結果は前過ぎるくらい前でしたが、あそこで下手に抑え込まなかったのは明らかなファインプレーですね。これまでの騎手も考えて乗ってくれていたとは思いますが(特にフルキチさんは)、こうした表現力・伝達能力ってのも大事。まあ、騎手の言いたいことがちゃんと伝わるわけじゃない、ってのは、先のマスコミの話と同じことなんですけど。

 また次も乗ってもらえたら嬉しいです。

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