頑張った。

 フレデフォートは小倉メイン・北九州短距離Sに出走、4着でした。

 とにかく順延もあり得るかという天候で迎えた週末。何とか台風の被害は最小に留まった物の、芝は不良。レース時には重になっていたけど、前走勝ったとは言えノメっていて、過去の競馬からも悪い馬場は到底向かない馬だけに、厳しい競馬になると思っていたのですが…。

 スタートはまずまず。その後、周りがガシガシ行く中どんどんポジションを下げ、3コーナーではポツン最後方。ああ、これは馬場を考慮してダメージのない競馬に徹するのか、と諦めつつ見ていたところ、4角加速する先行勢がひとかたまりで膨れる中、インを器用に回ってきて滑り込み、直線狭いところを割ってグイグイ。ちょっと前と残りはありましたが、ゴール前では一番目立つ脚で伸びて、僅差の4着に入りました。

 前走時から、レースの流れ的に準OPより上の方が合いそう、と言っていたのですが、予想以上でしたね。今日は展開に恵まれたとも言えますが、繰り返しますがこの馬自身には最悪の馬場。そんな中、良なら突き抜けたのでは、と言う競馬を見せたことで、やはりこの条件で潰しが利きそうな雰囲気は感じ取れました。南半球産とは言えもう6歳でキャリア32戦目。大きな上がり目を期待するのは酷だと思いますが、現状のままでも上級条件でコツコツ小銭、と言う馬主的に最高の仕事はやってくれそうですし、OP昇格のワンチャンスもありそうです。本当に丈夫で、出資者孝行な馬。是非怪我無く競争生活を終えて欲しいですね。次も楽しみです。

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