漸く恰好付けた

 ビンテージチャートはグレイトフルSに出走、4着でした。

 この馬にしては珍しく使い込めている近況。それも、ここ2戦が不完全燃焼の競馬だったため、陣営が年内に格好を付けておきたいという意気込みを持ってのもの。しかしパドックではここ2走よりややごつごつした感じで、馬体も歩様も余りよく見せません…。

 スタートは平均的で、キー坊は押さず馬ナリで外目8番手のポジショニング。3コーナーでも押し上げることなく、4コーナーで後ろが来たので押っつけて、中団外へ。直線向いても弾ける手応えではありませんでしたが、ジリジリと伸びて抜け出した前3頭を別にして、4番手の団子を外から交わして4着。

 うん、昇級初戦は別にして、その後の3戦見てても、準OPで目処は立っていましたからね。スムーズならこのくらいやれます。立ち回りや、コンディションが整えば、勝ち負けにも加われるでしょう。

 それでも、来年のことを考えると、やっぱりダートに行った方がいい気がしますね。身体の使い方が柔らかいタイプではないですし。今日のパドックを見ていて、益々そう思いました。

 ともあれ、今年の秋はよく頑張ってくれました。来年も無事に現役生活を全うして欲しいですね。

 これで今年の一口出走は終わりです。近々おさらいエントリをします〜。

24日の中山競馬では4着。「少し外を回ったことはありますが、ここ2走はスムーズに力を出すことができませんでしたし、悪くない内容だったでしょう。この馬なりに蹄の具合は安定していますし、レース後にも落鉄はなく歩様も問題ありません。時間が経って反動が出る可能性はゼロではありませんし、もちろんしっかり見て行くことになりますが、問題がなければこのまま在厩で進めていきたいと思います」(上原師)

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