スムーズなだけじゃ駄目だよ。

11日は栗東坂路で追い切りました(53秒7−39秒9−27秒0−13秒9)。「11日朝はジョッキーを乗せて坂路で追い切りました。馬場がかなり荒れて時計の出ないコンディションだったのですが、それを考えると上々のタイムだったと思います。コンスタントに間隔を詰めて使っていますが、馬体に疲れは見られませんし、いい状態をキープできていますね。とにかくスムーズな競馬さえできれば勝ち上がれるでしょうから、今回も期待したいと思います」(西園師)15日の京都競馬(2歳未勝利・ダ1800m)に酒井騎手で出走を予定しています。

 2走前は確かに難しい競馬でした。しかし前走は、少頭数で、大きく遅れたわけでもなく、終始、優等生の競馬をしての2着。あれを「スムーズ」と言わなかったら、どうするんだ。

 勝つために必要なものははっきりしていると思います。そこを、補えるかどうか。「最後の騎乗」でどんな覚悟を見せてくれるかですね。先頭に立って、差されたら文句は言わないよ。切れる足のない、どちらかというとジリっぽいタイプで、2戦続けて前を残したのは、凡騎乗と言うしかない。あとは自覚です。厩舎にそれを促す気配が欲しいけどなー。

 まあ、前走後も言いましたけど、これは余計な一戦だと思いますし、仮に現状維持できてたとしても、勝っても負けてもダメージが残るレースになるでしょう。せめて、勝ち上がって、無事に帰ってくるか、そうじゃなければ、全く勝負せずにぐるっと回ってきて欲しいものですが…。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。