それぞれ正念場。

 今週は2頭出走。まずはアイリッシュハープ。

17日は函館Wコースで追い切りました。18日は軽めの調整を行いました。「水曜日はウッドコースで併せて追い切っています。この中間も順調に乗り込んでいて、特に気になるところはなく、体調も良好です。栗東では坂路を中心に調教している馬ですが、函館のウッドコースでの調整は昨年も経験済みですし、広すぎないコースでかえって落ち着いて乗り込むことができていますよ。前走後は目標を函館に定めて調整してきましたし状態も変わりなくいいので、減量騎手起用でのひと押しも期待したいですね」(須貝師)21日の函館競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1700m)に加藤騎手で出走いたします。

 ここまでのキャリア、待遇からワンチャンあるとしたらもう北海道だけかな、という状況。減量騎手も面白いですし、ここは楽しみありそう。逆にここで良い競馬できないと展望はかなり厳しくなりますね。今年のルーキーの中では将来性高いなと感じる騎手。思い切った騎乗期待します。次、アンヴァルト。

17日は栗東坂路で追い切りました(52秒9−38秒5−25秒0−12秒3)。「今朝は坂路で終いしっかりと追い切りました。適度に水分を含んで割と時計は出やすい馬場状態だったのですが、それにしてもラストまでこれだけ動いたのは久々ですね。先週と同じ、体格のいい助手が乗っていたので、そういう意味でも1週前よりも確実に良くなっているのが分かります。暑い時期も苦にしないタイプでもありますし、いい状態でレースに向かえそうですよ。今の阪神の馬場も合いそうですし、ジョッキーとも手が合うので、前走のようないい競馬を期待しています」(平田師)20日の阪神競馬(水無月S・芝1200m)に高倉騎手で出走を予定しています。

 状態は相変わらず高いレベルで安定。勿論直線競馬ほどの期待は出来ませんが、昨年はまったく同じ前哨戦→このレースで鞍上も2走とも同じ。前走0.6差5着→0.1差3着。今年は前走0.5差4着→???。単純すぎる話ですが、馬券内は期待してしまう。さもなくば…。こちらも長く見積もってもキャリアはあと半年でしょう。一度で良いから出て欲しい「約束の地」アイビスサマーダッシュ。勝てば勿論ですが、とにかく判断力が極めて低い陣営ですら挑戦したい、と思わせるような競馬をしてくれればいいのですが。

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