(アルシラート)今週の出走馬

 今週は3頭が出走。全て、阪神競馬場で、土日のメインに揃い踏みとなりました。上級条件馬がこぞって出走する週は珍しいですね。しかし私の期待&注目は両メインではなくリーガルです。

 まずはそのリーガルスキーム。1000万を勝ちきれず、背水の陣で臨んだ降級戦を快勝。休みを挟んでの復帰&1000万リベンジ。追い切りの報告を見るに、いきなり勝負になる出来映えのようです。相手は勿論強いですが、掲示板級以上の結果を見せて欲しいですね。週末の阪神は雨降らなさそう。阪神ダート1400は良馬場なら2勝2着1回とパーフェクトです(唯一の着外=稍重も0.6差ですし、得意コース)。それと、過去の3勝全て、2着はメイショウ馬。今回も、メイショウイッキが居ます。一応、馬単買っておくかw

▼リーガルスキームのクラブ更新
23日は軽めの調整を行い、24日は栗東坂路で追い切りました(52秒1−37秒8−24秒5−12秒3)。「1週前追い切りまではやはり久々の分、少し太いかな、と思っていたのですが、今朝の追い切りを見るとそんな心配も吹き飛びました。後半のハロー明けで馬場がいい時間帯とはいえ、ラスト2ハロン24秒台、1ハロン12秒3ならこの馬の好調時の動きですからね。あまりテンションも上がっていませんし、いい状態でレースに臨めそうです。昇級戦とはいえもともとこのクラスでも上位の力を見せていましたし、いきなりから期待したいと思います」(中尾師)27日の阪神競馬(新涼特別・ダ1400m)に和田騎手で出走いたします。

 土曜メインはアルシラート。調教の動き、臨戦過程、距離、相手関係。期待する要素は無し。桂川Sへの叩き台と見てますので、この後、何処かで上手いこと除外貰って、目標レースへ向かって欲しいところです。

アルシラートのクラブ更新
 9月26日(土)阪神10R 大阪スポーツ杯(1600万下・ダ1400m)に四位洋文騎手にて出走予定。「馬場入りを嫌うため、追い切るまでがひと苦労。昨日もようやくという感じでした。稽古では、ラストで時計を要してしまったものの、バテたと言うよりは、終いでフッと気を抜くような恰好になり、走るのをやめてしまった感じ。今回は去勢明け緒戦だけに、蓋を開けてみなければ分らない面もありますが、これまでは競馬に行くと返し馬でも普通に走ってくれていましたので、実戦はまた異なってくるはず。体調に関しては良好ですので、まずは当日の競馬っぷりを見てみたいと思います」(日高助手)

 で、問題はレッドシャガーラが挑む神戸新聞杯。最早相手云々とか言っていられる次元じゃないのですが。

 鞍上が藤岡「弟」

 冗談でしょ。

 まあ、確かに(兄の乗る)トップゾーンは2戦目からずっと主戦を努めてきた馬ですけどね。向こうが回避すると踏んだのか。何のために、早期から「鞍上・藤岡佑」を強調してたんだか。なんのための親子なんだか。厩舎にも、クラブにも、少なからずガッカリしました。1000万の馬ですから贅沢は言えないのですが、その上でも「じゃあ、出るなよ」としか言いようがない。G1ジョッキーたる弟君には悪いですけど、この兄弟は似たような騎乗スタイルで、純粋に技術/経験が2枚は違う感じがあるだけに、完全な「格落ち」。それも取られた相手はこの豪華メンバーで同格〜格下と言える数少ない一頭……。

 神戸新聞杯は完全に「無駄なレース」。99.9%、権利取りは出来ないし、万一権利が取れても、ここと菊花賞での消耗は、将来性に相当マイナスとなる。前走4着で、菊への挑戦権は、実質消えています。あとはクラブ側なのか、厩舎側なのかの「エゴ」とも言える拘りのみ。とにかく、私としては回避して欲しかった。それでも、厩舎が是非に、と万全を尽くすのであれば、応援しよう、と。月曜の段階では、気持ちを切り替えて「出資馬が表街道のエース級と闘う姿を楽しもう」と思いましたけど。今は今後のキャリアに尾を引かなければいいな、と願うのみです。

 とりあえずは今日の更新(?)でクラブと厩舎の言い訳を聞こうじゃないか。納得は行くこと無いけど。出来は良さそうなだけに……ハァーーーー。

▼そのレッドシャガーラのコメント…
(藤岡厩舎)厩舎周りの曳き運動60分、500m角馬場でダクと軽めのキャンター後、CWコースにて併せ馬で追い切る。
 CW 80.7−65.5−51.0−37.0−11.9 終い仕掛け
藤岡調教師「サクラグローリーを4馬身ほど先に行かせましたが、一完歩ごとに歩幅を伸ばし、直線中ごろでは並ぶ間もなく抜き去ってしまったね。まるでスプリングの利いたバネのようだったね。長めから追走しての追い切りということを考えれば抜群の時計。まだまだ完成途上でこの走りだからね、北海道の時より状態は数段上だよ。来週の自己条件も考えましたが、この動きなら強敵相手でも引けを取らないと思います。神戸新聞杯に使います」
担当助手「今日の動きも良かったけど、これからもっと良くなってくるタイプですよ。枠順にもよるけど、レースが楽しみです」

 鞍上に関してはノーコメント。馬の状態が良ければ良い程、こんなミソが付いてしまうことが残念でならない。

 まあ、そんなわけでリーガルの応援に全力投球します。神戸新聞杯は馬券で楽しむ。皐月で複をガッツリ取り、ダービー本命だったトライアンフマーチと、角田の愛馬アントニオバローズの2頭軸3連単、各馬からの3連複が中心。相手は(1)アンライバルド(2)アプレザンレーヴ(3)セイウンワンダー。リーチは切りたいけど、オッズ次第。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。