東京TC募集馬検討その3。

 出資確定2頭を除いた「候補」。残り4頭。


22:サクラバクシンオー×クローストゥユー(牡)

 安めのバクシンオーで、欠点のない馬。そして久保田厩舎。同厩舎の馬を2頭行っている、バクシンオーは現役出資馬が居るという2点を差し引いても、無視できない馬。早期デビューから夏競馬で勝ち上がり、暮れまでに2勝目というビジョンが浮かびやすい馬。

 母の兄ナリタキングオーだけではなく、マイネルモルゲンシンメイレグルスの兄弟、ブラッドバローズと、色々な分岐・配合から当たりを出しているのも魅力。

 全姉も1勝している(しかもナベヒロで)。この厩舎に変わるのは間違いなくプラスだろうし、同じくナベヒロ起用も見込める。

 ゆっくり様子は見たいが、かなり欲しい。

出資可能性…B

23:サクラバクシンオー×アイシーサイレンス(牝)

 国枝厩舎も好きは好きだが、同じ連続で出資するなら、厩舎内のカーストや厩舎起用の面で久保田厩舎の方が良い。血統的なポテンシャルはこちらの方が上だろうが、国枝厩舎の牝馬はなかなか難しい。

 この馬がキャロットにいたら、多分出資してたけど……やっぱり、クラブにはそのクラブに求めるカラーとキャラクター性というのがある。そういう意味では、東京で手を出す意味は、個人的には、微妙。

 まあやっぱ、この2択は前者かなあ?

出資可能性…D

24:Songandaprayer×ウインドサイレンス(牝)

 これは面白いですねー。コテコテのアメリカン。石坂厩舎。この厩舎はデビュー時期が鍵だと思うのですが、早々遅れそうなタイプでもないし。明らかにダート指向の血統も、この厩舎には良いでしょう。

 こういう距離や条件の融通が効かなさそうな馬は魅力に欠ける部分もありますが、ドラ1ではなく「3頭出資の3番手」というポジションでは、下手な4番バッタータイプよりずっと魅力がある。

 兄セイザンコズウェイはメテオグローリーと同期のGCW産駒で、中央未勝利でしたが2着2回3着2回。もっと早くダート中距離を使えば勝ち上がっていたでしょうね。その弟(本馬の半兄)は仏2000ギニー3着。ポテンシャルは高い。嵌れば、強力なダート短距離の上級条件馬〜OP馬になってくれそう。

 池江ジュニアや音無さん同様、石坂厩舎にも近日中にリベンジしたいとは思っています。この馬が、秋を越してノーブレーキで進むようなら、その戦力になりますね。

出資可能性…A

25:バゴ×マキバマイニング(牡)

 戸田厩舎にもウイントリビュートのリベンジがしたくはある。

 この厩舎は数使えるかどうかに掛かってると言っても良いので、丈夫そうな雰囲気は良い。ただ、幾ら安いとは言ってもバゴ産駒でこの地味な牝系。中央ではやや足りずになりそうな予感がある。ちょっと値段を積めば09や24が買えるのであれば、そっちが良いかなー。

出資可能性…D


 以上16頭。現時点では12オールザチャット、15デルモニコキャット、24ウインドサイレンスの中から2頭が有力。デルモニコに関しては、早期で売り切れたら諦めるハラなので、その場合は12&24か、どちらかと09または22か。まあ、いずれにせよ追加出資は年内はしないと思うので、変化を見つつじっくり吟味したいです。

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