こりゃ、多難だわ。

 レッドシャガーラは、中京・ビオラ賞に出走、5着でした。

 パドックでもゲートでも暴れる。スタートは内のキタサンに迷惑掛けつつ斜め気味も、出遅れは無し。先行集団から離れた中団前目で折り合う。3角のペースアップを見て、漸く押っつけ出すおっとりした仕掛け。直線、内から外へ持ち出し、スペースを狙うも、ロードロックスターが外へ、ロイヤルダリアが内へ入って(審議になるほどの妨害では無し)狭くなり、割る力は無し。離れた5着でゴール。

 確実に、母の血が色濃く出た一戦でしたね。レースやる前に終わってるという。モビーディックヴェルデマーレの弟としか言いようがない。ネオユニvsグリーンポーラの争いは、グリーンポーラがどうやら勝っている様子。正直、今後相当苦労するでしょう。いつも「タラレバ」がつくから人気落ち無いし。本邦を代表する食わせ物血統は流石と言ったところです。馬券的には、当分蹴飛ばして吉でしょう。どんどん難しくなる血統。陣営が、相当気張らないと、このまま終了の可能性もあるし、上手く立て直せば、2勝目も見えてくるでしょう。「気が早い」と言われるかも知れませんけど、この血統、ずっと見てきてますからねぇ。

 もう春クラシックは99%無いので、夏までに2勝目を上げてくれればくらいで、まったり応援します〜。使っていくと馬の気性が壊れる可能性あるので、思い切って春はスキップして成長放牧でも良いでしょう。ピースと、揃って春クラシックは赤信号ですが、競馬はまだまだ先があるさ。

 今日の、藤岡弟の騎乗は及第点やや下と言ったところ。挟まれたのは結果論だし、着順は馬の力と、持ってる星に負うところが大きいですが、競馬の流れを読めていない感は否めず。流石に、このまま乗り変わらないのは、出資者の多くが納得しないでしょうが、現状、最大の問題は騎手云々じゃないと思いますので、平場なら減量活かせて良いんじゃないですかね。でも、できれば次は兄貴でお願いしたい。

 しかし、前走阪神1800(スローになりやすい・坂のある右回り)で上がり33秒台で勝ち、今の中京2000(スローになりにくい・平坦左回り)を36秒台で勝つキタサンガイセンは相当の器。次、重賞なら人気にならないでしょうし、勝負したい馬です。メモメモ〜。

※グリーンポーラ一族の牡馬の凄さをイマイチ知らない方は、是非上記兄2頭の馬名をクリックして、人気と成績を見てください。厩舎と鞍上もあって、ここまで人気先行にはなりませんが、私が現状感じている失望がいかなるモノか、実感いただけると思いますw

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