その割には頑張ったね。

出はひと息ながら押して2番手に押し上げ、終始そのままの形で追走。直線追い出すとしっかりとした伸び脚で抜け出しを図りますが、終い勝馬の強襲を受け、0.1秒差の2着。
「折り合いがついていたし、競馬が上手な馬だね。追ってからの反応も良かったし、普通なら勝っているケースだけどね。今日は勝った馬が強かった。ただ、この馬もまだトモが緩くてしっかりしていないのにこれだけ走るのだから能力は間違えなくあるよ。それと、追い出してハミが抜けそうになったから、終いは無理せずジッとしているしかなかった」と藤田騎手。

 デビュー戦を終えたレッドシャガーラへの騎手コメントです。出来も6分程度。腰も緩いし、競馬振りも子供っぽい。その上、ハミの問題もあったようで。それであの内容なら、かなり楽観できるんじゃないですか?

 勿論、それぞれの課題をクリアしてくれないことには、開花は遠い話だと思いますが、それでも現状、能力を示してくれて安心しました。繋ぎの雰囲気からも、切れるタイプではないと思うので、デビュー戦からああいう競馬が出来たのは、心強いです。

 ファストロックは中距離で成績あげてますけど、雰囲気はマイラーに近い。ジールも同様にマイラーっぽい。後の出資馬は、短距離か、ダート馬がほとんど。中〜長距離が良さそうなタイプ、となると、過去出資した馬の中では、エリンズフォレストに近いタイプでしょうか。あの馬は大跳びで、スケール感がありました。シャガーラはまだまだ未完成。それでも、前半分の馬体を見ると、相当なレベルにあると思います。これに後ろが追いついて来れば…。

 あとは気性面。グリーンポーラ産駒(と、孫)が、本邦に名だたる食わせ物一族の名を欲しいままにしている(極地調べ)要因は、気性なのでしょう。ヴェルデマーレなども、レースを追う毎に、何か適当に走ってるというか、気が乗らない感じを受けました。この子はどうでしょうか?

 藤田騎手は、何となく次も乗りたそうですね。将来を考えると、藤岡兄に乗って欲しい気もしますが、揉まれず先行できそうなこの馬の脚質は、藤田には合うでしょう。このままでも勿論文句ありません。

 次走は阪神Cの日(朝日FSの日)でしょうか。楽しみです。同日、同距離で中山と阪神に未勝利ありますので、フォーリアと上手く使い分けて欲しい。今度はフォーリアが輸送で?

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