(スフィラータ)キャロ1歳馬。

 インディパレード07です。

 ハミ受けを中心とした馴致を問題なく消化し、周回コースでダク600m、軽めのキャンター800mまで進めていましたが、キャンターに下ろすと左前脚と右トモ脚の歩様に若干気になるところが見られるようになりました。念のため獣医のチェックを受け、レントゲン検査を行いましたが、問題になるような箇所はありませんでした。運動を継続しても悪化することはありませんでしたが、本格的な調教を行う前に馬体をしっかりと整えた方が後々にいいと判断し、整体ともみ針治療を行うことにしました。賢さがあることで人の指示にもしっかり応えることができているので本格的な調教へ移行すればいい変わり身が見られるでしょう。

 馬体重は+9キロの487。今の段階のブレーキはそんなに気になりませんが、大型馬なので、不安ではありますね…。まあ、この馬は結構「宝くじ感覚」での出資でもあるので、上手く行ったらラッキーという面も。単純に、ゴールドアリュール産駒欲しかったので。楽しみです。

 アフタービート07です。

周回コースでダク800m、軽めのキャンター1600mの後、屋内坂路でハロン18秒のキャンター1本を行い、週2日は登坂本数を2本にしています。乗り進める毎に秘める才能が開花しているようで、背中の感触も非常によく、首を大きく使った、とてもダイナミックなキャンターを見せるようになってきました。また落ち着いた気性で初めての場所、コースにおいても誘導馬のように他馬を引き連れていくような大人びたところを見せています。とはいえまだ1歳馬ということもあり、やんちゃな面を見せることもしばしばです。健康状態は高い次元で推移しているので今後も順調に運動を消化することができるでしょう。

 馬体重は−17キロの473。この時期は安定しませんね(と言うか、調教過程の変化で、大きく増減するので、あまり気にしても、というところでしょうか)。それより、良い雰囲気です。この馬は、この世代の主戦力(安定して走って、賞金を稼いでくれるという期待)ですので、嬉しい。

 アーティストチョイス07です。

現在は周回コースでダク400m、軽めのキャンター1400mの後、屋内坂路でハロン18〜20秒のキャンター1本を連日消化しています。コース調教を開始して以来、とても順調に乗り進めることができ、ハロンペースも1歳馬としては速いものをこなすことができています。力を確実につけてきていることを証明するように、ハロン18秒を計時してもへこたれることはなく、しっかりとした脚取りでスピードに乗って登坂できるようになりました。理想的な負荷がかかっていることから、馬体も徐々に引き締まりを見せており、競走馬らしいすっきりとしたシルエットが見られるようになってきたことも好印象です。

 馬体重は−6キロの448。こっちも良いですね。アフタービートと競うように伸びていって欲しいです。こちらは一発大物タイプ。無事に進んでくれと願うばかり。

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