(アルシラート)

 今週は3頭が出走します。

 まずアルシラート。前走は120点の競馬。普通に考えれば準OPでは用無しです。しかし、2・3歳の競馬を見るに、ひょっとしたら、ハイレベルレースの方が嵌りやすいタイプかも知れません。その辺にかすかな期待を。

 11月23日(祝)京都12R 貴船S(1600万下・ダ1200m)に小牧太騎手にて出走予定。
「この中間は平地の稽古のみ。いつもはなかなか理想とするメニューどおりの時計を出すのが難しく、追い日以外にも時計が速くなってしまうことのある馬ですが、この一週間はうまく調整できたと思います。ただ、昇級戦となる今回はさすがに割引きが必要。終いに賭ける競馬でどこまで通用しますか、力試しの一戦といえるでしょう」(日高助手)

 半端な競馬は合わない小牧騎手は、相性良いでしょう。出遅れるので、バタバタせず終いに賭けてください。後は相手次第。

 フレンチノワールは、先日も言ったとおり、三浦騎手で、必勝態勢。勝ってしまうと先が苦しそうですが、どのみち半年強すれば500万に戻りますし、負けても賞金稼げれば嬉しいし。気楽に乗って欲しいですね。

ダクと軽めのキャンター調整。
「角馬場で状態を確かめましたが、歩様に問題はなかったし状態は良いと思います。ここにきて抑える競馬も板に付いてきたし、今回も頑張ってくれると思います」と久保田調教師。

 聞き分けの良さそうな三浦君は、やっぱり抑えちゃうでしょうね。あとは、4角でしっかり押っつけていけるか。4角先頭〜2馬身以内の3番手なら、まず勝ち負け。それ以下なら掲示板。同レースにはガーデンスタイルも出走。福島でサトテツなら最高級の鞍上でしょう。お互い、良い競馬したいですね。

 最後にピースエンブレム。正直、モンテに勝つイメージは湧きません。上がりが34.5を切ればモンテ圧勝、越えればピースにも目が。前目でそういう流れを作れるかですね。逃げて34秒台後半で上がれるトレジャーバトルが鍵を握りそうです。

19日は美浦南Wコースでの追い切り(68秒6−52秒6−38秒5−12秒9)。「先週の時点ではやや迷いもありましたが、肉体的に一番辛い時を乗り越えてくれたようで、週末からまたグンと気配が上がってきてくれました。ですので、予定通り今週の競馬を目指して今日もウッドチップで追い切りを行っています。自分の感覚では66〜67秒くらいのつもりで入ったのが、手応えが上々で予定より1秒くらい速くなったかなと思える走りでした。実際は68秒台で『あれっ?』と思ってしまったのですが、外々を回ったし、今週のチップはやや時計も掛かっていたという話も聞いたのでその影響もあるのでしょう。トモの緩さというか甘さが残る分、もうワンパンチ欲しいと思えるのは否めませんが、まだまだこれからの馬ですし、その点は経験を重ねながら上達させていきます。今回は未勝利戦とは言え、狙ってきている馬もいるようなので簡単な戦いにはならないでしょう。それでもピースも経験を積みましたし、また適性距離と思えるレースで仕切り直しですから、いい走りを期待しています」(小島茂師)22日の東京競馬(2歳未勝利・芝2000m)に松岡騎手で出走。

 陣営も「良い競馬できれば」というニュアンス。結果如何では、ダート路線もありそうなので、ここの内容で、芝継続を勝ち取れるかどうかですな。頑張れ〜。

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