そりゃ、がっかりした……

鼻出血を発症したためグリーンウッドに放牧に出されることになりました。「予定のレースを使えないのは残念ですが、まだ2歳で先のある馬なので放牧に出して立て直すことにします」と角居調教師。

 これは……きついなあ。鼻出血はピンキリ。坂路でチップが入ったなどの外傷性のモノ、乾燥で鼻の奥の毛細血管が傷ついたなどの半内傷性のモノ、そして、肺出血などに起因する、深刻な内傷性のモノ……その肺出血でもまたピンキリ。間隔を開ければ、(再発の恐れはあるものの)競馬に使えるモノ、再起不可能なモノ……。

 もう、軽傷であることを祈るしかありません。ありませんが、しかし、最悪の事態も念頭に置いておかねばならないと思います。かつても、愛馬をこの病気で失ってますので。

 しかし、先週のトールポピーに続き、また。この病気で馬をバンバン壊すのは、カズーの専売特許ですが、角居先生も、軽めかスパルタかで言うと、確実にスパルタ。カズーのアレは、スパルタじゃなくて、「淘汰」ですけどね。師匠同様、屈腱炎とも切り離せない厩舎(それは、走る馬を抱えてる厩舎の持病のようなモノではありますが)。偶然と言うこともあるでしょうが、2週連続で起きたことは、深刻に受け止め、原因を取り除いて欲しいですね。

 厩舎の看板馬の一頭である、トールポピーと、一介の2歳500万馬のジールを、並列には置けないでしょうが、先々への期待も含め、気持ちは同じでしょう。お互い、無事帰ってこられると良いですね……。

 まあしかし、牧場でもほとんど動かせなかったような馬を帰厩一発目でいきなり4F52秒台を出して、更に2本追いをするようなキチ●イと、15−15を1本ずつやる角居先生では、雲泥の差なわけで。前者は完全な加害者、後者は被害者です。まあ、そんな中でも、被害者意識に甘んじることなく、改善をしていって欲しいなあ、と願う次第で。間違ってもこの2人を一緒こたになんかしませんよ。信頼も揺るぎません。少し、心は折れないと言ったら、嘘になりますが…。

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