惨敗、それでも。

 BCクラシック、カジノドライヴは逃げて最下位でした。競馬になったのは3角まで。あとは。

 結果だけ見れば惨敗ですが、この馬の負けはゲストで行った凱旋門賞のサムソンとは、くどいようですが、意味が違います。ちゃんと前哨戦を使えたことだけではなく、デビュー前からアメリカと言っていて、それを岡田節にせず実際に2度行ったこと。勿論、エライのは調教師より、それを許すパトロンと、支える周囲なのですが、それでも。結果こそ伴いませんでしたが、そこは馬の力。仕方ない。タイキブリザードが、BCマイルの有力馬に挙げられながら、直前で「やっぱクラシック」と矛先変えて、惨敗して叩かれたのが11年前。あの時の教訓は活きたのか。それとも、反省材料を重ねただけなのか。いずれにせよ、遠征に参加した人たちだけが得られる財産。今後に活かして欲しいですね。あ、もちろん私めの愛馬などには活かさないでいただいて結構で御座いますよw

 オールウェザーコースでやるBCってのは、しかし、なんだか残念な感じで。10年もすれば慣れるのかも知れませんが。カーリンCurlinが負けたことも含め、残念としか言いようがありません。

 YouTube嫌いなので(見るのも貼るのも)、BloodHorse.comの映像。4コーナーで有力馬が一気に殺到するところの迫力はすごい。カズーは、逃げなければもっとやれた風のニュアンス醸しているようですが、純粋に馬のレベルの差でしょう。元々のポテンシャルか、馬作りのレベルの差かは分かりませんけどね。内外で、「こんなんならアメリカの調教師がやってれば」と言われるのは仕方ない。見返してやるか、尻尾巻いてもう行かないか。同じ事繰り返したら、流石にね。挑戦しなければ叩かれません。いや、それでも「この血統で行かないなんて!」とか無責任なことは言われるでしょうが、それも、良血馬持たなければ言われません。何処に自分の目標を置くか。それが明確なら、雑音なんて気にならないはず。……目標がある人ならね〜。

 あ、ついでに過去のBCやゼニヤッタZenyatta圧勝のレディーズクラシックの視聴をお薦めします。この馬、凄いわ。欧州ではザルカヴァZarkava。日本にはダイワスカーレットウオッカ。まあ、日本のは身びいきかもですけど。これらの馬が接点を持たずに現役を終えるのは勿体ないヨ〜。

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