オークスを見て。

 実際の所、私はブラックエンブレムとライムキャンディのことしか見てなかったので、今またレース見返しておりますw 先週の予告通り、「馬券リハビリ期間」に入った私は両馬の単複1000円しか買ってませんし。少年のような心でレースを楽しみましたよw

 ブラックエンブレムは勝ちに行く競馬でペースも位置取りも、前が空くタイミングも完璧に思えましたけど、あれで押し切れなければ、現時点での力不足&2400適性の差ですね。全妹に出資している身としては、当然姉と同等以上の活躍、そしてクラシック出走を期待しますが、姉も完成はまだまだ先そうですし、姉より大型の妹は、オークスまでに2勝して、秋華賞に出走できれば御の字なのかな、と(いや、勿論G1に出られたら御の字どころじゃないんですけどね)。姉には秋の活躍を期待し、また、陣営には姉で得た経験を惜しむところなく妹に注いでくれることを期待します。

 ライムキャンディは密かに勝ち負け期待してましたが、まだまだですね。素質は明らかに三歳牝馬トップクラスに引けを取らないモノでしょうし、キャリアも浅い。秋が楽しみです。

 エフティマイアには驚きました。桜花賞は直前でヒモに加えましたが、今回はノーマーク。本気馬券を購入していても抜けていたでしょう。血の勢い、恐るべしです。レジネッタは3着以内間違いないと思ってました。桜花賞馬は「距離が持つと言われ人気なら切り、距離不安やフロック視、別路線に耳目が集まって人気落ちなら買い」が鉄則ですし(チアズグレイスファイトガリバーのパターン)。フレンチは案外距離持ちますしね。完全に(クロフネの現役時代に続く)第二黄金期に入った印象。休養中の、我らがフレンチ牝馬(by東京TC)も早く戻ってきて欲しいものです。

 しかし角居−キャロコンビはオークス2勝目。社台ならざる(似て非なる)クラブが同じG1を2つ勝つということは大変な快挙ですし、それが同厩舎ということで、「キャロはやっぱ関西牝馬か」「やっぱ角居先生の馬に出資しないと祭り参加権なしか」と思い知り、王道の嫌いな私的には少し、暗澹たる気分でもありますw 前も言いましたが、極力抽選には参加したくないし、抽選がある以上、メインクラブと考えることは今後もないのですが。今年の馬選びはどうしようかな〜(いや、例年通り、牡牝1頭づつの出資に留めるのは確定なんですけどね)。この結果を受け、関西牝馬が値段、及び人気高騰するなら、今年も関東馬狙いかな〜。

 最後に。今日のレース。失礼を承知でこれだけは最後に言っておきたいんですが、やっぱり勝ち馬の降着無しは「すっきりしない」結果でした。四位や藤田といった騎手があの不利を受けていたら、裁決はどうなっただろう、と考えてしまいます。特に致命的不利を受けたオディールの厩舎が橋口先生ではなく騎手が地方出身でなかったらどうなっただろう、と考えてしまいます。馬が居る方向に突っ込んでるのに外からムチを打ち続けている鞍上にはガッカリしました。この馬のことを思い出しました。馬は斜行した方が加速しやすいとも言いますし、それを矯正して走らせるのが騎手の仕事でもあるわけですし、ある意味ポピーは「競馬を放棄して勝負に勝ちにいってしまった」わけで、降着無しはそれを「是」とするJRAの判断とも取れます。残念なことです。ポピー陣営と、お知り合いの出資者様には、敢えて「おめでとう」とは言わずにおきます。秋以降、綺麗な競馬で勝った際に、今日の分も心から言わせていただきますね。

追記:オチがAITOさんと微カブリ…(恥)。

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