決まった!

 ミラクルルージュは東京3Rに出走、見事に追い込みきって勝ち上がりました。

 昨日からの雨で重馬場。後ろから行くこの馬にとっては厳しいかな、と思いましたがウチパク騎手は更に控えてほぼ最後方から。4コーナーでも仕掛けず、直線も外に持って行きつつばらけるのを待っての追い出し。そこから切れましたね。他の馬が重馬場で脚を鈍らせる中、この馬だけはいつも通りの切れですっ飛んできました。非力に見える馬体ですが、サムソン×エルコンの底力でしょうか。良い意味で裏切ってくれました。

16日の東京競馬では優勝。「気が入り過ぎないように返し馬はジックリ行きましたが、いい気配だなと感じていました。レース前から後ろで脚を溜めることを考えていましたが、正直ペースが遅すぎて押しくらまんじゅうみたいで力んでしまいました。ただし、それによって脚が溜まり、いい手応えで直線へ向かえました。こういう馬場でも思っていたより上手にこなしてくれましたし、直線は外からキッチリと伸びてくれました。結果を残せて素直にうれしいですし、ありがとうございます」(内田騎手)

 この馬の勝利に嬉しいことが4つ。1つは勿論命名馬であること。1頭目の名付け馬フレデフォートに続いての勝ち上がり。これで次からも名前応募しても嫌がらないでねw 2つ目は安馬が結果出してくれたこと。1勝で結果というのもあれですが、この馬だったら500万でもこつこつ以上は行けそう。1300万のフレンチノワール、1400万のピースエンブレムなどが当たりといえる結果出しましたけど、1200万=一口3万以下の馬はこれまでミューズマジックが勝ち上がった以外全滅。ミューズも上では戦えませんでしたし。ルージュがダメならこのゾーンは今後全部切らなきゃ、と思ってたので安心しました。

 3つ目は牧場で会った馬と言うこと。牧場の評価、実際の馬体見て「これはデビューできれば御の字かも」と思ったりもしましたので、こうして勝ち上がってくれて嬉しさひとしおです。ラストは弟君。姉の出資者さんには失礼ながら、誰の目にも弟の方がよい馬。それでも母の子がここまで未勝利、では弟にも期待をするのがなかなか大変ですよね。姉がこういうタイプながら勝てたことで、弟への楽しみは膨らみました。

 疲れの出やすい馬なので、これで休養でしょうが、夏後半か秋以降、成長した姿でまた戻ってきてくれると嬉しいです。

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